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マカでホルモンバランスを整える

マカはホルモンバランスを整える

南米ペルー原産の健康食品であるマカは、滋養強壮や性機能向上に効果があることで人気を博しています。
ところで、マカが性機能向上に効果を発揮するのは、マカにホルモンバランスを整える作用があるからなのをご存知ですか?
ホルモンは体に大切なのは分かるけど、どうして大切なのか理解していない方も多いのではないでしょうか?
今回は、ホルモンは体にどのように作用し、マカがいかにホルモンバランスを整えるのかをお話します。

ホルモンとは

ホルモンは体の特定の機能に作用し、その機能を調整するために体内で分泌される化学物質です。
体内では様々なホルモンが分泌され、代謝※1や神経伝達、細胞分裂などに深く関与します。
ホルモンは僅かな量でも、特定の機能に大きく作用を及ぼします。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、他の性質を持つ物質に変えること。

ホルモンが分泌される場所

ホルモンはその種類で、分泌される場所が異なります。
ホルモンが分泌される場所は

  • 大脳の真下にある脳下垂体
  • 喉にある甲状腺と副甲状腺
  • 腎臓の上にある副腎
  • すい臓
  • 生殖腺(卵巣、精巣)

です。
それぞれの場所から分泌されるホルモンは、体液を通じ各ホルモンが作用する組織に伝わり、特定の反応を起こします。

ホルモンバランスが乱れると体の機能も乱れる

ホルモンは、体の機能を調整するために分泌されます。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れ、或いは加齢などでホルモンを分泌する組織の機能が低下すると、ホルモンの分泌が不足して体の機能の調整が利かなくなります。

例えば、すい臓から分泌される糖尿病と関わりの深いインスリンも、ホルモンの一種です。
インスリンが分泌されると、各細胞にあるインスリン受容体と結合し、血液中のグルコース(ブドウ糖)の吸収を促します。
しかし、何らかの原因でインスリンの分泌が減ると、血液中のグルコースを細胞に取り込めなくなり、糖尿病を発症します。
このように、ホルモンバランスが崩れると、体に様々な不具合が生じます。

マカの栄養素は体内のホルモンに作用する

マカは、ホルモンバランスを整える作用があると言われています。
南米ペルー原産のアブラナ科の植物であるマカは、標高4000~5000mの紫外線が強く酸素が薄いアンデス高原で栽培されます。
また、栄養分の少ない痩せた土地で1年もの歳月をかけ、大地のミネラルを貪欲に吸収して育ちます。
そのため、必須ミネラルをはじめ、各種アミノ酸、ビタミンB群が豊富です。
また、アブラナ科の植物特有の有効成分であるグルコシノレートも多く含有しています。
マカの豊富な栄養素が体内の様々なホルモンに作用し、その働きを促進します。
マカのどの栄養素がホルモンバランスを整えるのか、詳しく見てみましょう。

マカのアルギニンは成長ホルモンと性ホルモンの分泌を促進

マカが豊富に含有するアミノ酸の中には、非必須アミノ酸のアルギニンがあります。
実はこのアルギニン、体内でたんぱく質の合成に使われる以外に、単独で体の機能に作用する遊離アミノ酸の機能を持ち合わせています。
アルギニンが遊離アミノ酸として機能すると、成長ホルモンと性ホルモンの分泌に深く関与します。
アルギニンがどのようにこれらのホルモンの分泌に関与するのか、詳しく見てみましょう。

アルギニンと成長ホルモンの関係

成長ホルモンは、体内でたんぱく質の合成を促す化学物質です。
成長ホルモンは、子供が大人の体に成長する第二次性徴期に最も多く分泌されますが、傷の修復や新陳代謝※2でも必要なため、生涯に渡り体内で分泌されます。
しかし、加齢とともに分泌量が減少し、それと共に傷の治りが遅くなり、新陳代謝も低下します。

※1 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。

成長ホルモンは、脳下垂体から分泌されます。
アルギニンは遊離アミノ酸として脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの分泌を促進する作用があります。
成長ホルモンの分泌が増えると、新陳代謝が活性化し老化を抑制できます。
また、成長ホルモンは白血球などの免疫細胞も活性化させるので、免疫力も向上します。

成長ホルモンが増えるとインスリンが活性化

インスリンは、血糖値を下げるホルモンです。
実は、インスリンと成長ホルモンは密接な関係があります。
新陳代謝には大量のエネルギーが必要で、成長ホルモンが多いと新陳代謝が活性化し、エネルギー消費量も増えるので脂肪が減少します。
しかし、成長ホルモンの分泌が減ると新陳代謝が低下し、それに伴いエネルギー消費量も低下します。
その結果、脂肪が蓄積しやすくなり、血液中の中性脂肪が増えます。

中性脂肪は、グルコース(ブドウ糖)を代謝して生産します。
血中に中性脂肪が増えるということは、十分にエネルギーがあるということです。
これは糖尿病の原因となる血中のグルコースを細胞に取り込まなくても良いというシグナルになり、インスリンの作用を抑制します。
マカのアルギニンで成長ホルモンが増えると、新陳代謝が活性化し、血中の中性脂肪が減少するので、インスリンが活性化し糖尿病を予防できます。

また、マカに豊富なビタミンB2は、新陳代謝で脂肪を燃焼させる際に補酵素として作用する栄養素なので、成長ホルモン増加による中性脂肪の減少効果をサポートします。

アルギニンは性ホルモンの分泌も促進

性ホルモンの分泌の仕組み

性ホルモンは、男女ともに性機能や身体機能を維持するために分泌されます。
男性のテストステロンは精巣で、女性のエストロゲンとプロゲステロンは卵巣で作られます。
しかし、性ホルモンは生殖器の指令だけで生産されるわけではありません。
性ホルモンを生殖器で生産するには、脳にある視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモンが必要です。
視床下部から分泌された性腺刺激ホルモン放出ホルモンは脳下垂体に伝わり、次に脳下垂体から性腺刺激ホルモンが放出されます。
性腺刺激ホルモンが血液を通じ生殖器に到達してようやく、生殖器で性ホルモンが生産されます。
このように、各性ホルモンは視床下部、脳下垂体、生殖器の一本の線で繋がって分泌される仕組みです。

視床下部が乱れると性ホルモンの分泌が減少する

一方で視床下部は、自分の意思でコントロールできない生理機能を調整する自律神経とも繋がっています。
ストレスや生活習慣の乱れなどで自律神経が乱れると、視床下部も連動して機能が低下し、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌も低下します。
その結果、脳下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌されず、生殖器で生産する性ホルモンも減少します。

アルギニンが脳下垂体を刺激し、性ホルモンの分泌を促進

アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進する際に、脳下垂体を刺激します。
脳下垂体は視床下部と繋がっており、脳下垂体が刺激されると連動して視床下部も刺激され、視床下部から放出される性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌が促進します。
その結果、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの量も増えるので、生殖器で生産される性ホルモンの分泌量も増えます。

マカは女性ホルモンの減少をサポートする

女性は女性ホルモンの減少を回避できない

男性の場合、個人差はありますが70代でも30代、40代の性ホルモンの分泌量を誇る人もいます。
しかし、女性の場合は35歳ころから卵巣で生産される性ホルモンの分泌量が急激に減少し、50歳を迎え閉経すると卵巣で性ホルモンが生産できなくなります。
卵巣で生産される性ホルモンの分泌量が減少すると、その指令を出す視床下部が指令通りに性ホルモンが分泌されないため混乱してしまい、視床下部の機能が乱れます。
視床下部は自律神経と連動しているので、視床下部が乱れると自律神経も乱れ、頭痛やめまい、動悸、息切れ、高血圧など更年期障害の症状が現れます。

マカは植物エストロゲンを含有する

マカは、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似た、植物エストロゲンのフィトエストロゲンを含有しています。
フィトエストロゲンは細胞にあるエストロゲン受容体と結合し、エストロゲンが結合した時と同じ反応を起こします。
その結果、加齢などで減少したエストロゲンの代役となるので、視床下部の混乱も鎮静化します。
そして自律神経の働きも改善するので、更年期障害の症状が軽減します。

マカの亜鉛がホルモンを増やす

必須ミネラルの亜鉛は、別名「セックス・ミネラル」と呼ばれ、性機能に深く関わる栄養素です。
亜鉛はたんぱく質やホルモンの合成に必要な成分で、特に細胞分裂が盛んな組織に多く存在します。
精子や卵子を作る精巣や卵巣も細胞分裂が盛んな器官で、亜鉛が多く存在します。
また、インスリンを生産する膵臓のランゲルハンス島のβ細胞にも、亜鉛が多く存在します。
しかし、亜鉛は日本人の食生活では不足しやすく、しかも体内への吸収率が非常に悪い栄養素です。
亜鉛が不足すると、生殖器や膵臓の亜鉛の量も低下し、それに伴いホルモンの生産量も低下します。
乾燥マカ100gあたり、亜鉛を12mg含有し、これは成人男性が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。
マカを摂取すると、不足しがちな亜鉛を補えるので、性ホルモンやインスリンの生産量が増えます。

マカと脳内ホルモンの関係

脳内ホルモンとは

脳内ホルモンは、外の環境や精神的なストレスから生命を守るために、脳内で放出される化学物質です。
ストレスで脳内ホルモンが分泌されると、人は特定の感情に支配され、それと共に特定の身体機能が向上したり、或いは低下したりします。
現在20種類ほどの脳内ホルモンが知られていますが、特に重要なのが三大脳内ホルモンと呼ばれるドーパミン、ノルアドレナリン、およびセロトニンです。
ドーパミン、ノルアドレナリンは興奮系の脳内ホルモンで、人の思考回路や身体能力を活性化します。
一方、セロトニンは抑制系の脳内ホルモンで、人の感情を穏やかにし、興奮した神経を鎮静化します。
これらの脳内ホルモンの分泌が減少すると、精神や運動機能、更には自律神経に異常をきたし、記憶障害やうつ病なども引き起こします。

マカのアミノ酸が脳内ホルモンを作る

興奮性の脳内ホルモンの生産にはチロシンが必要

ドーパミンとノルアドレナリンは関係があり、ドーパミンを代謝するとノルアドレナリンが生産されます。
これらの脳内ホルモンの原料となるのが、非必須アミノ酸のチロシンです。
チロシンを何度か代謝すると、ドーパミンになります。
マカはチロシンと、チロシンの材料となる必須アミノ酸のフェニルアラニンを含有しています。
マカを摂取すると、興奮性の脳内ホルモンが生産できるので、記録障害やうつ病を回避できます。

グルタミン酸がGABAを作る

三大脳内ホルモンの他に重要なのが、セロトニンと同じ抑制系の脳内ホルモンのGABA(ギャバ)です。
GABAは人をリラックスした心地にさせ、興奮した自律神経を抑制し、血圧を下げ、入眠しやすいように体の緊張を和らげます。
特に、女性ホルモン不足で自律神経が乱れる更年期障害に、GABAの作用はとても有効に作用します。
GABAは、マカが豊富に含有する非必須アミノ酸のグルタミン酸から作られます。
乾燥マカ100gあたり、グルタミン酸を730mg含有しています。
マカを摂取すると脳内でGABAを十分に生産でき、自律神経を安定化できます。

マカは睡眠ホルモンのバランスも整える

睡眠ホルモンのメラトニンとセロトニンの関係

睡眠も脳内ホルモンが関係し、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが脳内に増えると、人は眠気を覚えるようになります。
しかし、メラトニンの量は、日中に生産されるセロトニンの量で決まります。
それは、メラトニンがセロトニンを代謝することで生産されるからです。
つまり、日中に作られるセロトニンの量が、入眠の鍵となります。

マカのナイアシンがセロトニン不足を抑制

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンを代謝して生産されますが、マカはトリプトファンを含有していません。
また、トリプトファンは日本人の通常の食生活で不足する栄養素でもありません。
しかし、体内でエネルギー生産の6割近くに関与するビタミンBのナイアシンが不足すると、トリプトファンはナイアシンを優先して生産し、セロトニンの生産量が減少します。
特にアルコールを摂取した時には、ナイアシンが大量に消費されるのでナイアシン不足になります、

マカはナイアシンを非常に多く含有し、乾燥マカ100gあたり35mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取量の233%に相当します。
マカを摂取すると、日中に生産するセロトニンの量が減少しないので、睡眠に必要なメラトニンを十分に作れます。

マカのグリシンがメラトニンの効果を強化

加齢で代謝能力が落ちると、メラトニンの生産量が低下します。
加齢とともに睡眠時間が短くなるのは、セロトニンから代謝して生産するメラトニンの量が減少するからです。
またメラトニンは、脳の休息期間のノンレム睡眠を司る脳内ホルモンです。
人はノンレム睡眠時に体の修復や記録の形成を行っているので、メラトニン不足はこれらの機能を低下させます。

マカが含有する非必須アミノ酸のグリシンは、睡眠中にメラトニンの作用を増強する作用があり、ノンレム睡眠の時間を長くします。
マカを摂取すると、メラトニンの生産量が減少しても、グリシンの効果でノンレム睡眠の時間を長く確保できるので、睡眠の質を高められます。

まとめ

ホルモンは体の機能を調整する化学物質で、ホルモンの分泌が乱れると、自律神経などが乱れ、体の各所で不具合が生じます。
マカのアルギニンは脳下垂体を刺激し、成長ホルモンや性ホルモンの分泌を増やします。
成長ホルモンの分泌が増えると、血糖値を下げるホルモンのインスリンも活性化します。
また、マカの亜鉛は性ホルモンやインスリンの生産量を増やし、フィトエストロゲンは女性ホルモンのエストロゲンの代役になるので更年期障害の症状を軽減します。

マカは脳内ホルモンとも深く関与し、チロシンやフェニルアラニンが興奮性のドーパミンやノルアドレナリンの、グルタミン酸が抑制性のGABAの材料となります。
また、体内でナイアシンが減ると、セロトニンの生産力が減るので、ナイアシンが豊富なマカで補うとセロトニン不足を回避できます。
さらに、マカのグリシンは睡眠ホルモンのメラトニンの作用を強化するので、質の良い睡眠が得られます。
このように、マカを摂取すると体内で様々なホルモンに関与し、ホルモンバランスを整えるので、体の機能を健康な状態に保てます。

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