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マカで不妊を改善する

マカで不妊が改善できる

南米ペルー原産の健康食品で、精力増進に効果があるマカは男性の間で人気を博しています。
実はマカは、人間の男女や動物を問わず、性機能を高める効果があります。
スペイン人がインカ帝国侵略のために持ち込んだ馬が、環境変化に慣れず子供を産まなくなったため、マカを与えたら子供を産むようになった、という伝承もあります。
そのため、妊活でマカを愛用する方も次第に増えています。
果たして、マカは本当に妊娠しやすい体作りに効果があるのでしょうか?
今回は、マカと不妊改善についてお話します。

不妊とは

不妊とは、結婚した男女が正常に夫婦の営みをして、2年以内に妊娠がなかった場合を指します。
これは統計上、夫婦の90%が2年以内に子供を授かっている事実に基づいています。

不妊の原因

不妊の原因は、女性側に50%、男性側に30%、残り20%はどちらに原因があるかさえ不明です。
男性の場合は、精子が少ないか、或いは精子に元気がないか、そもそも無精子症だったかのいずれかで、原因がはっきりしています。

しかし、女性の場合は妊娠できない理由は様々で、しかも原因が複合的な場合がほとんどです。
卵巣の機能不全や、卵管の異常、子宮筋腫や子宮内膜症など妊娠に関わる器官の異常などもありますが、その中でも大きな比重を占めるのが、女性ホルモンの分泌異常です。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンに大別されますが、妊娠するにはどちらの女性ホルモンも重要な役割があります。
女性ホルモンが正常に分泌されないと、卵巣や子宮など妊娠に関わる器官が正常に機能しなくなり、出産後の母乳の生産なども十分にできなくなります。

女性ホルモンの役割

女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは共に卵巣で分泌され、女性の月経周期に合わせて交互に分泌されます。
そして、それぞれの女性ホルモンの分泌により、女性の体は変化します。
エストロゲンとプロゲステロンが、それぞれ体にどのような変化をもたらすのか見てみましょう。

エストロゲン

エストロゲンは卵胞ホルモンと言い、生理開始から排卵期にかけて分泌されるホルモンです。
エストロゲンは生理が終わってから、排卵前まで盛んに分泌されます。
エストロゲンが分泌されると、卵巣にある卵胞と呼ばれる卵子の細胞の集合体を成熟させ、排卵時に子宮内膜に卵子が着床しやすいように子宮内膜を厚く成長させます。
そして精子が子宮に到達しやすいように、頸管粘液の分泌を促進します。
また、エストロゲンが分泌されている間は、基礎体温が低下します。
排卵後に受精しなかった場合は、エストロゲンの分泌は一気に減少します。

プロゲステロン

プロゲステロンは黄体ホルモンと言い、排卵を促し月経までを司るホルモンです。
卵胞が成熟すると、脳下垂体からプロゲステロン分泌の命令が出ます。
プロゲステロンが分泌されると、卵胞から1つの卵子が放出されます。
卵胞が放出されると、基礎体温が上がり体を妊娠しやすい状態に整えます。
また、妊娠した時に備え乳房を発達させ、食欲を増進します。
しかし、妊娠が成立しなかった場合は子宮内膜が剥がれ落ち、体外に排泄されます。
これが生理です。
生理が終わるとプロゲステロンの分泌は急激に減少し、エストロゲンの分泌が始まります。
このように、女性ホルモンが交互に入れ替わることで、周期的に妊娠できる体作りをします。

妊娠した際の女性ホルモンの役割

卵子が受精し、子宮内膜への着床が成功すると、エストロゲンとプロゲステロンが同時に分泌されます。
エストロゲンは細胞分裂を促進する作用があり、胎児の成長に合わせて子宮を大きくします。
プロゲステロンは母体から胎児に栄養を与える胎盤を作り、出産後に備え乳腺の発達を促します。
胎盤が完成すると、今度は胎盤からエストロゲンとプロゲステロンの分泌が行われます。
この時、通常よりも女性ホルモンの分泌量が増大します、
そして出産時に胎児と共に胎盤が剥がれ落ちると、女性ホルモンの同時分泌が不要になるため、再びエストロゲンとプロゲステロンが交互に分泌されるようになります。
しかし、出産直後は妊娠で増大していた女性ホルモンの分泌が急激に減少するため、体調不良や、髪や肌のトラブルに悩まされる場合があります。
これらの症状は、女性ホルモンの分泌が妊娠前の正常な状態に戻れば改善します。

女性ホルモンが正常に分泌されない理由

女性ホルモンの分泌は自律神経が関係する

自律神経は、自分の意思ではコントロールできない生理現象を調整する器官です。
自律神経への命令は、脳の真下にある脳下垂体の視床下部から行われます。
女性ホルモンの分泌の命令も、この視床下部から行われます。
視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、それを受けた脳下垂体から性腺刺激ホルモンが生産されます。
女性の場合、性腺刺激ホルモンは卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの2種類があり、卵子の状態に応じて双方が分泌されます。
性腺刺激ホルモンが分泌されると、卵巣にある性腺刺激ホルモンの受容体に結合し、エストロゲンやプロゲステロンの分泌が促されます。

自律神経が乱れると、女性ホルモンの分泌が乱れる

視床下部は女性ホルモンの分泌以外に、自律神経も支配することで呼吸、消化、血液の循環など体の様々な生理機能と密接に関わっています。
不規則な生活やストレスなどで自律神経が乱れると、視床下部にも影響が生じます。
視床下部に影響があると、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌も減少します。
その結果、卵巣から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンの分泌も減少します。

卵巣の機能が低下すると女性ホルモンの分泌が行われない

エストロゲンとプロゲステロンは、共に卵巣で生産されます。
卵巣に何かしらの異常があると、女性ホルモンの合成が行われず妊娠ができなくなります。
エストロゲンやプロゲステロンの分泌不全は、視床下部にも影響をもたらします。性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌されているにもかかわらず、卵巣の女性ホルモンの分泌が行われないと、視床下部ではさらに性腺刺激ホルモン放出ホルモンを放出します。
しかし、性腺刺激ホルモン放出ホルモンを多く分泌したからといって、機能が低下した卵巣からより多くの女性ホルモンが分泌されるわけではありません。
その結果、視床下部が混乱してしまい、自律神経のバランスが乱れ、体調不良が現れたり感情のコントロールができなくなります。それがストレスとなり、今度は性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌を減少させます。

マカは女性ホルモンの分泌を整え不妊を改善する

マカは、男女とも性機能を改善する効果があるとされています。
マカはビタミンB群や各種アミノ酸、必須ミネラルが豊富な食品で、アブラナ科の植物特有の栄養素であるグルコシノレートなどの二次代謝産物※1も多様に含有しています。
マカのどのような栄養素が女性ホルモンの分泌を整え、不妊改善に役立つのか見てみましょう。

※1 二次代謝産物とは植物特有の成分で、生体の維持には必要ないが、継続して摂取することで体に何かしらの効果を発揮する栄養素のこと。

アルギニンが性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌を促す

女性ホルモンの分泌を促す性腺刺激ホルモン放出ホルモンは、視床下部から分泌されます。
ストレスや生活習慣の乱れなどで自律神経が乱れると、視床下部も乱れ、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌も減少します。
マカに豊富な非必須アミノ酸のアルギニンは、脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの分泌を促す作用があります。
脳下垂体は視床下部と連動しています。
脳下垂体が刺激されると、視床下部も刺激され、分泌が減少していた性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌も促進されます。
そして、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの分泌も促進し、卵巣から分泌される女性ホルモンの分泌も促進します。
結果として、女性ホルモンの分泌が改善するので、妊娠しやすい体作りができます。

亜鉛で生殖器の機能低下を防止

必須ミネラルの亜鉛は、たんぱく質や各種ホルモンの合成に必要不可欠な栄養素です。
特に細胞分裂が盛んな組織に、より多く存在します。
また、別名「セックス・ミネラル」とも呼ばれ、男女ともに性機能を高める効果があります。
卵巣も亜鉛が多い器官の一つで、卵巣に亜鉛が不足すると卵胞の育成や女性ホルモンの生産が十分にできません。
これは男性にも言えることで、亜鉛が不足すると活力ある精子ができないばかりか、生産する精子の数も減少します。
また、妊娠には子宮内膜の細胞分裂が必要なので、亜鉛が必要不可欠です。
亜鉛は日本人の食生活で不足しがちな栄養素の一つで、しかも体内への吸収が非常に悪い成分です。
マカは亜鉛が非常に豊富で、乾燥マカ100gあたり12mg含有し、これは成人女性が1日に必要な摂取基準の150%に相当します。
マカで亜鉛を摂取すると、卵巣や子宮の機能が改善し、不妊を改善できます。

カルシウムで卵子や精子を活性化する

妊娠には、卵子と精子を受精する必要があります。
この時、カルシウムが重要な役割を果たします。
精子の周囲には濃いカルシウムが存在し、カルシウムが不足していると精子の活動が低下します。
また、卵子にカルシウムが不足すると、カルシウムの濃い精子を受け入れられなくなります。
つまり、カルシウム不足は受精の機会を低下させる要因となります。
マカはカルシウムも豊富で、乾燥マカ100gあたり450mg含有し、これは成人女性が1日に必要な摂取基準の69%に相当します。
マカでカルシウムを摂取すると、精子と卵子が活性化し、受精の機会が増え、妊娠する確率が高まります。

フィトエストロゲンでエストロゲンの代用をする

マカは、植物エストロゲンと言われるフィトエストロゲンを含有しています。
フィトエストロゲンはエストロゲンと分子構造が似ており、細胞にあるエストロゲン受容体と結合し、エストロゲンが結合した時と同じ反応を起こします。
エストロゲンは卵胞を成熟させる役割があり、卵胞が成熟するとそれが脳に伝わり、プロゲステロンの分泌が促されます。
何かの理由でエストロゲンが分泌されなくなると、卵胞が成熟しないのでプロゲステロンンの分泌ができなくなり、生理不順となります。
生理不順になると、体内で妊娠に必要な環境を作れません。
マカを摂取すると、フィトエストロゲンが分泌の減少したエストロゲンの代役になるので、生理が正常化し、妊娠しやすい体を作れるようになります。

不妊には赤マカがおすすめ

マカは根茎の色によって、白マカ、赤マカ、黒マカがあり、それぞれ効能が異なります。
もちろん、どのマカも性機能改善に効果がありますが、その中でも赤マカは「女性のマカ」と呼ばれ、ホルモンバランスを整え、不妊改善により効果があると言われています。
日本で販売されているマカの場合、どのマカが使われているか分からないものが多いのですが、海外では赤マカのみを使用している商品もあります。
不妊改善が目的なら、海外の赤マカを使用してみるのも一考の余地があります。

まとめ

マカは、男女ともに生殖機能を改善する作用があり、不妊対策にも効果を発揮します。
不妊の原因は様々ですが、女性の場合は女性ホルモンの分泌が正常に行われないことが大きな要因の一つに挙げられます。
マカは、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌を促すアルギニンが豊富で、自律神経の乱れによる女性ホルモンの分泌低下を改善します。
また、マカの亜鉛は男女ともに生殖器の機能を高め、精子や卵子の増殖や活性化、性ホルモンの生産を促進します。
マカのカルシウムは受精の際に精子と卵子の活動を活性化し、受精の機会を増やします。
さらに、マカは減少したエストロゲンの代役になるフィトエストロゲンを含有しているので、生理を正常化し、妊娠しやすい体に改善します。
マカは、男女ともに妊活をサポートしてくれる健康食品です。

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