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プエラリアのサプリとマカで更年期障害を改善(プエラリアとマカのサプリ)

プエラリアとマカの相乗効果は?

バストアップや更年期障害の緩和に効果があると、最近女性の間で俄かに人気を集めているプエラリア。
しかし、プエラリアの名前だけが先行し、どんな栄養素が関与しているのかよく分からない方も多いのではないでしょうか?
滋養強壮や性機能の改善に効果のあるマカも、更年期障害など女性の悩みを解決する栄養素が豊富です。
今回は、マカとプエラリアのサプリの相乗効果についてお話します。

プエラリアとは

プエラリアとは、タイやミャンマーの亜熱帯地方の山岳地帯で自生するマメ科クズ属の植物です。
食用とするのは塊根の部分で、茎の部分は衣服や紙、縄などの日用雑貨の原料として使用されます。

プエラリアの成分

塊根の部分はショ糖が多く含まれ、食物繊維も豊富です。
他にも、二次代謝産物※1としてプエラリン、ダイジン、ゲニスチン、ダイゼイン、ゲニステインといったフラボノイド類を多く含有しています。
この、二次代謝産物は樹齢3年以上にならないと活性化しません。
しかも、成分が増えるのは一定の期間だけなので、採取する時期も重要になります。

※1 二次代謝産物とは植物特有の成分で、体の機能の維持には必要ないが、継続して摂取すると体に何かしらの効果のある物質のこと。

プエラリアとエストロゲンの関係

プエラリアが含有するプエラリン、ダイジン、ゲニスチン、ダイゼイン、ゲニステインはすべてイソフラボンの一種です。
イソフラボンの多くは、女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用を持つエストロゲン様物質として作用するため、別名「植物エストロゲン」と呼ばれています。
さらにプエラリアには、「植物エストロゲン」として強い作用のあるミロエストロールやデオキシミロエステロールも含有されています。
植物エストロゲンの代表は大豆イソフラボンですが、プエラリアの植物エストロゲンの含有量は、大豆の40倍もあると言われています。

プエラリアのサプリメント

プエラリアは原産国であるタイで「所持」、「販売」、「研究」が厳しく管理されています。
そのタイでも、プエラリアの栽培がおこなわれているのはごく一部の地域です。
日本でも、亜熱帯植物のプエラリアの栽培に成功していますが、生産量はごく僅かです。
また、過去に海外の一部のサプリメントでは、プエラリアとは全く違った原料を用いていたものもあるので、購入の際は注意が必要です、

更年期障害とエストロゲン

エストロゲンの減少が更年期障害を招く

年配女性にとって悩ましい更年期障害は、加齢や閉経に伴う女性ホルモンのエストロゲンの分泌減少や停止によって引き起こされます。
女性の場合、エストロゲンは、生理や妊娠以外にも、自律神経や感情の正常化、骨密度の維持、女性らしい体の保持などに影響を与えています。
エストロゲンの分泌の減少や停止は、これらの作用に影響を与えます。

更年期障害の症状

エストロゲンの分泌が減少すると、骨密度が低下する骨粗しょう症のリスクが高まります。
また、自律神経の調整ができなくなるので疲労が蓄積しやすくなり、不眠症や動悸、頭痛、肩こり、冷え性などの症状に悩まされるようになります。
また、感情のコントロールも上手く行えなくなるのでイライラやヒステリー、うつや物忘れなどが頻発します。
閉経を迎えエストロゲンの分泌が止まり、体がそれに慣れるまで、女性は心身ともにトラブルを抱えるようになります。

更年期障害と植物エストロゲン

閉経で分泌が止まってしまったエストロゲンを、体内で再び生産することはできません。
しかし、植物エストロゲンを摂取することで、減少したエストロゲンの代役として作用させられます。
植物エストロゲンはエストロゲンと分子構造が似ており、各細胞にあるエストロゲンの受容体と結合し、エストロゲンと同様の作用を起こします。
そのため、植物エストロゲンを摂取すると、更年期障害で生じる様々な症状を緩和できます。

植物エストロゲンの過剰摂取は禁物

エストロゲンの分泌は本来、脳の真下にある脳下垂体の命令で分泌される性腺刺激ホルモンの分泌によって調整されています。
植物エストロゲンを過剰に摂取すると、性腺刺激ホルモンの分泌が減ってしまいます。
性腺刺激ホルモンはエストロゲン以外にも、もう一つ女性にとって重要なプロゲステロンの分泌にも関わっています。
エストロゲンとプロゲステロンの分泌のバランスが崩れると、生理不順や子宮内膜症などのリスクが高まります。

植物エストロゲンの摂取は上限がある

植物エストロゲンの摂取は更年期障害の緩和に効果を発揮します。
しかし、エストロゲンは細胞分裂を促進する作用があるため、同じ作用を持つ植物エストロゲンの過剰摂取は、乳がんや子宮がんなどのリスクを高めます。
そのため、2006年に食品安全委員会が植物エストロゲンについてまとめた「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」で、摂取の上限が設けられています。
植物エストロゲンを大豆イソフラボンで換算した場合、1日の摂取の目安は75mgです。
そのうち、日本人は日常的に大豆やみそなどの大豆加工製品で、大豆イソフラボンを16~22mg/日摂取していると試算しています。
そのため、特定保健用品、いわゆるサプリメントなどで植物エストロゲンを接する場合は上限を30mgに定めています。
プエラリアの植物エストロゲンの含有量は、大豆の約40倍と言われているので、摂取量に注意が必要です。

マカと植物エストロゲン

男女ともに性機能を向上させるマカにも、植物エストロゲンであるフィトエストロゲンを含有しています。
しかし、プエラリアのように含有量は多くないので、体へは緩やかに作用します。
一方で、マカは更年期障害を緩和するビタミンB群、各種アミノ酸、必須ミネラルが豊富です。

マカとプエラリアのサプリの相乗効果

プエラリアは、ごくわずかな量で植物エストロゲンを補給できます。
一方マカは、植物エストロゲンの量はプエラリアには及びませんが、更年期障害を緩和する栄養素が豊富です。
マカとプエラリアを一緒に摂取すると
(1)更年期障害の緩和
(2)バストアップ
(3)ダイエット
などに効果を発揮します。

更年期障害の緩和

プエラリアは植物エストロゲンが豊富なので、エストロゲンの分泌減少に伴う更年期障害の緩和に効果があります。
更年期障害の症状は様々ですが、マカの栄養素を補給することで、緩和効果がより増大します。

骨粗しょう症の予防

エストロゲンは、骨の新陳代謝の際にカルシウムの分解を抑制し、骨密度を高める作用があります。
更年期でエストロゲンの分泌が減少すると、骨の新陳代謝※2によるカルシウムの分解が骨の形成よりも多くなり、骨密度が低下してスカスカになります。
プエラリアの植物エストロゲンはエストロゲンと同様の作用があるので、骨の新陳代謝の際にカルシウムの分解を抑制します。
また、マカはカルシウムが豊富な食品で、骨を形成する造骨幹細胞を活性化する亜鉛も豊富です。
乾燥マカ100gあたり、カルシウムは450mg、亜鉛は12mg含有しています。
これは、成人女性が1日に必要な摂取基準の69%、150%に相当します。
マカとプエラリアを一緒に摂取すると、骨粗しょう症を予防できます。

※2 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を正常に保つ生理現象のこと。

皮膚のターンオーバーの正常化

エストロゲンが減少すると肌や髪に艶が無くなるのは、エストロゲンが肌のターンオーバーに関与しているからです。
ターンオーバーとは、肌の新陳代謝の周期のことで、エストロゲンの分泌が減少するとターンオーバーの周期が遅くなります。
ターンオーバーの周期が遅くなると、表皮を覆う古い角質や細胞が長い間残ることになるので、肌の潤いが失せ硬くなり、シミも消えにくくなります。
プエラリアで植物エストロゲンを摂取すると、ターンオーバーが正常化します。
また、肌の新陳代謝には、たんぱく質の合成や細胞分裂に関与するマカの亜鉛も必要不可欠です。
マカとプエラリアを一緒に摂取すると、若々しい肌を取り戻せます。

自律神経の正常化

自律神経は、人の意思ではコントロールできない呼吸や血流、分泌物、消化器官、体温などを状況に応じて調整し、体の機能を正常に保つ器官です。
自律神経が乱れると、これらが調整できなくなるので、体に様々な不具合を生じます。
エストロゲンの分泌を促すのは、脳の視床下部から分泌される性腺刺激ホルモンです。
加齢やストレスで卵巣のエストロゲンの分泌が減少すると、視床下部が性腺刺激ホルモンを出しているにもかかわらず分泌量が増えないので、視床下部が混乱をきたします。

脳の視床下部は、自律神経も司ります。
視床下部の混乱は自律神経も混乱させ、体の機能を正常に保てなくなります。
プエラリアを摂取すると、植物エストロゲンが減少したエストロゲンの代わりになるので、視床下部の混乱が治まり、自律神経が正常化します。
その結果、更年期障害で起こる体の不具合が改善します。
また、自律神経を動かすには、マカに豊富なカルシウムやマグネシウムの働きも必要です。
マカとプエラリアを一緒に摂取すると、更年期障害による自律神経の乱れを正常化できます。

バストアップ

若い人の間でプエラリアが人気なのは、バストアップ効果が見込めるためです。
エストロゲンは乳腺を増やす作用があり、女性の象徴である乳房はエストロゲンの分泌でどれだけ乳腺が増えたかで決まります。
プエラリアは植物エストロゲンが豊富なので、エストロゲンの分泌が少ない女性が乳腺を増やすには最適な健康食品です。

また、乳腺の発達には成長ホルモンの分泌が不可欠です。
マカに豊富な非必須アミノ酸のアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す作用があるので、プエラリアの植物エストロゲンと共に乳腺を増やすには最適な組み合わせです。
そして乳腺を守るために、乳腺の周囲に脂肪が形成されます。
乳房の乳腺と脂肪の割合は1:9なので、脂肪もバストアップには必要です。
マカは、脂肪の代謝※3に関与するビタミンB2が豊富です。
マカとプエラリアを一緒に摂取すると、豊満なバストを作れます。

※3 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、性質の異なる物質に変えること。

ダイエット

女性にとって、ダイエットは永遠のテーマと言っても過言ではありません。
しかし、女性の体は微妙なバランスの上に成り立っているので、無理なダイエットをするとエストロゲンの分泌が減り、生理不順を引き起こします。
ダイエットの際にプエラリアを摂取すると、ダイエットの際の生理不順を緩和できます。

また、脂肪を減らすには、肝臓で脂肪のエネルギー代謝を促進するビタミンB2の作用が重要です。
乾燥マカ100gあたり、ビタミンB2を76mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の4,872%に相当します。
無理なダイエットは禁物ですが、マカとプエラリアを一緒に摂取すると、ダイエット時の体への負担が軽減し、脂肪の燃焼効率が高まります。

まとめ

プエラリアは女性ホルモンのエストロゲンの代用となる植物エストロゲンが豊富な健康食品です。
同じ植物エストロゲンのイソフラボンが豊富な大豆に比べ、約40倍もの各種植物エストロゲンを含有しています。
マカも植物エストロゲンのフィトエストロゲンを含有していますが、ごく僅かです。
しかし、マカにはプエラリアと相乗効果を発揮する栄養素が豊富なので、エストロゲンの減少に伴う、骨粗しょう症や自律神経の乱れなどの更年期障害を緩和します。
また、若い女性の悩みであるバストアップやダイエットにも効果を発揮します。
ただし、植物エストロゲンの摂取は上限が設けられ、過剰摂取は逆に体の変調をきたすので、植物エストロゲンの含有量が多いプエラリアの摂取は注意が必要です。
プエラリアのサプリメントを活かしながらマカを摂取し、女性らしい健康的な体を手に入れてください。

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