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マカと青汁の健康効果(マカと青汁)

マカと青汁の相乗効果はあるのか?

健康維持に、古くから親しまれている青汁。
生の野菜をそのままギュッと絞った青汁は、野菜の栄養素を飲むだけで簡単に摂取できるので、野菜不足や野菜嫌いの方の救世主とも言える存在です。
一方、最近滋養強壮や健康維持に効果があることで人気のあるマカは、南米ペルー原産の野菜です。
健康効果の高いマカと青汁を一緒に摂取すると、何か体に良いことがあるのでしょうか?
今回は、マカと青汁を一緒に摂取すると、どのような健康効果が得られるのかを詳しくお話します。

青汁とは

青汁とは、緑黄色野菜を絞った汁のことです。
当初はアブラナ科の植物でキャベツに近いケールなどの葉が使用されていましたが、最近では大麦若葉、小松菜、抹茶、ヨモギなど多種多様な緑黄色野菜が使われています。
そのため、使われている野菜により栄養素の含有量が異なりますが、ビタミンDを除く各ミネラルが豊富で、特にビタミンCやビタミンKの含有量が飛び抜けて高い傾向があります。
また、必須ミネラルも多く、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどが豊富です。
さらに、食物繊維が豊富なので、お通じが気になる方には最適な食品です。

一昔前は、「まずい」という印象が強く、敬遠されがちな健康食品でした。
しかし、最近は味や食感が改善され、保存が利く粉末タイプも登場しているので、手軽に野菜不足を補える健康食品として浸透しています。

マカと青汁の相乗効果

マカは、南米ペルー原産の、標高4,000~5,000mのアンデス高原で栽培されるアブラナ科の植物です。
マカは、紫外線が強く、寒暖差が激しい痩せた土地で1年近くもの歳月をかけて育つため、必須ミネラルやビタミンB群、二次代謝産物※1が非常に豊富な食品です。
一方で、マカはビタミンB群以外のビタミン類はほとんど含有していないので、青汁のように各種ビタミンが豊富な食品と一緒に摂取することで、マカや青汁の効果を互いに高めることができます。
マカと青汁を一緒に摂取すると。

(1)骨粗しょう症の予防
(2)貧血改善
(3)老化防止
(4)美肌効果ダイエット効果
(5)ダイエット効果
(6)動脈硬化の予防
(7)眼病予防
(8)免疫力向上
(9)抗ストレス効果
など、様々な効果が高まります。
それぞれ、互いにどのような栄養素が相乗効果を生むのか、詳しく見てみましょう。

※1 二次代謝産物とは、植物特有の物質で、生体の維持に必要ではないが、継続して摂取することで体に何かしらの作用が有る物質のこと。

骨粗しょう症の予防

更年期を過ぎた女性にとって、骨がもろくなる骨粗しょう症はとても身近な問題です。
骨粗しょう症は、単にカルシウム不足だけが問題ではありません。
骨の形成には、女性ホルモンであるエストロゲンの作用が必要です。
エストロゲンは新陳代謝※2で骨が分解される速度を緩やかにする作用がありますが、更年期によりエストロゲンの分泌が減少すると、骨の分解が進み、骨密度が低下します。
マカは、性ホルモンの分泌を正常化する作用があり、更年期障害で減少したエストロゲンの作用を補います。

※2 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで機能を正常に保つ生理現象のこと。

カルシウムは非常に体内への吸収が悪く、摂取したカルシウムの量の20~40%程度しか吸収されません。
マカも青汁も、カルシウムが豊富な食品なので、不足しがちなカルシウムを補うことができます。

さらに、マカには骨に弾力を与えるコラーゲンの主成分となる非必須アミノ酸のアルギニン、青汁には骨密度を高めるビタミンKが豊富です。
マカと青汁を一緒に摂取すると、骨の材料が揃い、性ホルモンの分泌が正常化されるので、骨密度が高まり、骨粗しょう症を予防できます。

貧血改善

貧血は、酸素を運ぶ赤血球の主成分であるヘモグロビンの生産が不足することで発生します。
ヘモグロビンの材料となっているのが、必須ミネラルの鉄です。
乾燥マカ100gに、鉄を25mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の333%に相当します。

しかし鉄は、カルシウムよりもさらに吸収率が悪く、平均で20%程度しか体内に吸収されません。
鉄の吸収を高めるのが、青汁に豊富なビタミンCです。
鉄は胃酸でイオン化され、電子が2個の二価鉄と、電子が3個の三価鉄になり、十二指腸から吸収されます。
しかし十二指腸が吸収するのは主に二価鉄です。
ビタミンCはこの三価鉄を還元※3し、吸収されやすい二価鉄にする作用があり、鉄の吸収率を高めます。

※3 還元とは酸化物から酸素を奪うこと、或いはある物質が水素と化合すること。

また、体内でヘモグロビンを合成するには、ビタミンB群の葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の作用が必要です。
マカはこれらの栄養素をほとんど含有しませんが、青汁は葉酸とビタミンB6を豊富に含有します。
そのため、マカと青汁を一緒に摂取すると、鉄の吸収やヘモグロビンの生産力が高まり、貧血が改善できます。

老化防止

老化は、紫外線や、細胞内のミトコンドリアがエネルギーを生産する際に酸素を取り込むことで発生する活性酸素※4によって、細胞が傷つくことが要因の一つです。
この活性酸素を除去するのが、抗酸化物質と呼ばれるもので、様々な物質が存在します。
青汁に豊富なビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは体内で抗酸化物質として作用する栄養素です。
一方、マカに豊富な亜鉛、銅、セレンなどの必須ミネラルも、体内でSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)と呼ばれる酵素の材料となり、体内に発生した活性酸素を除去します。
また、マカに豊富なアミノ酸のグルタミン酸、メチオニン、グリシンは抗酸化作用のあるトリプルペプチド※5のグルタチオンになります。
このように、マカと青汁を一緒に摂取すると、活性酸素を除去する抗酸化物質を体内に多く取り込むことになるので、老化を防止できます。

※4 活性酸素とは、電子が不足した物質として不安定な酸素のこと。
他の物質と結合して安定化を図るため、通常の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。
※5 トリプルペプチドとは、3つのアミノ基が結合した物質のこと。

美肌効果

肌の保湿成分であるコラーゲンの生成には、コラーゲンの材料となる非必須ミネラルのアルギニン やグリシンが必要です。
また、その合成にはビタミンCや鉄の作用が必要です。
マカは、アルギニンやグリシン、鉄は豊富ですが、ビタミンCが不足しています。
マカと青汁を一緒に摂取すると、コラーゲンの生成ができるようになり、美肌を実現できます。

肌の老化を防ぐには、紫外線で発生する活性酸素を除去する抗酸化物質として作用するビタミンC、肌のターンオーバーを正常化する亜鉛の作用が必要です。
マカは、亜鉛が豊富な食品で、乾燥マカ100gの中に亜鉛は12mg存在し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。
亜鉛はカルシウムや鉄と同じく体内への吸収が悪い必須ミネラルですが、鉄と同様にビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が高まります。

さらにビタミンCは、シミの原因となるメラニンを除去する酵素のチロシナーゼを作る際に必要です。
このチロシナーゼは、非必須アミノ酸のチロシンから作られます。
マカは、このチロシンを豊富に含有しているため、マカと青汁を一緒に摂取すると美白を実現できます。

ダイエット効果

マカも青汁も食物繊維が豊富な食品です。
食物繊維は、腸内細菌のバランスを整える以外にも、余分な脂肪や糖質を絡めとり、体外に排出する作用があります。
また、マカや青汁は肝臓でエネルギーを生産する際に補酵素として作用するビタミンB群が豊富です。
特にマカは、脂肪の代謝※6に関わるビタミンB2や、糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素の代謝に関与するナイアシンが豊富です。
乾燥マカ100gには、ビタミンB2が76mg、ナイアシンが35mg存在します。
これは成人男子が1日に必要な摂取基準の、それぞれ4,872%、233%に相当するので、余分な栄養素が肝臓で脂肪として蓄積されるのを防げます。

※6 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、他の性質を持つ物質に変えること。

動脈硬化の予防

動脈硬化は、肝臓で生産される悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの分泌が増えることで生じます。
LDLコレステロールは、細胞の細胞壁の抗生物質で、ウィルスなどの細胞内への侵入を防ぐために必要不可欠な成分です。
LDLコレステロールは血液で全身に運ばれますが、血中にLDLコレステロールが増えすぎるとドロドロの血液となり、さらにLDLコレステロールが血管に付着して血栓の原因となります。
付着したLDLコレステロールは、活性酸素で酸化すると過酸化脂質に変性※7し、分解されにくくなるばかりか、自身も活性酸素を発生し、周囲の血管内皮質に炎症を起こします。
炎症を起こした血管内の細胞は堅く線維化します。
これが、動脈硬化の原因です。

※7 変性とは、ある物質が他の性質を持つ物質に変わること。

マカのビタミンB2は、肝臓でLDLコレステロールの合成に関わる栄養素なので、動脈硬化の原因となるLDLコレステロールの分泌をコントロールできます。
また、青汁に多く含有するビタミンEは脂溶性の抗酸化物質で、血中のLDLコレステロールの中に侵入し、活性酸素でLDLコレステロールが過酸化脂質に変性することを防ぎます。

眼病予防

目は光を網膜で感知し、視覚として脳に情報を伝達する器官です。
そのため、目の組織は常に紫外線で生じる活性酸素の危険にさらされており、それだけ抗酸化物質が必要になります。
青汁には、目の組織で抗酸化物質として作用するビタミンA、ビタミンE、また水晶体で抗酸化物質として作用するビタミンCが豊富です。
また、マカの亜鉛は細胞分裂を活性化する作用があるので、網膜に異常をきたす網膜変性を防ぐ作用があります。
さらに、マカに多いビタミンB2は目の粘膜の健康維持に必要不可欠な栄養素です。
マカと青汁を一緒に摂取すると、眼病を予防し、目の健康を保てます。

免疫力向上

青汁に豊富なビタミンCは、免疫力を高める効果があります。
ビタミンCは病原菌と戦う白血球を活性化するばかりか、自らも病原菌の除去を行います。
また、ビタミンCは白血球が異物を攻撃する際に放出するインターフェロンの生産を促進する作用があります。
一方、マカのグルタミン酸は、体内に発生する有害物質のアンモニアと結合してグルタミンと白血球の餌となり、白血球の活動を活性化します。
また、マカ特有の二次代謝産物であるグルコシノレートは、がん細胞発生の原因物質を体外に排出し、がん細胞の増殖を抑制する作用があります。

抗ストレス

青汁に豊富なビタミンCは、人がストレスを受けた時に脳内で分泌するドーパミンやアドレナリンといった神経伝達物質の合成に関わります。
一方、ドーパミンやアドレナリンは分泌され続けると、脳の細胞を破壊し感情のコントロールができなくなるばかりか、枯渇するとうつ病を発生します。
これらの神経伝達物質の働きを沈静化するのが、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンです。
セロトニンの合成には、必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6が必要です。
しかし、体内にナイアシンが不足すると、トリプトファンはナイアシンを優先して生産し、セロトニンが生産されなくなります。
マカは、ナイアシンが豊富なので、ナイアシンを体内で満たすことで、セロトニンが作られやすい体内環境を作ります。

まとめ

マカは必須ミネラルが豊富で、青汁はビタミンCをはじめとしたビタミン類が豊富な食品なので、お互いに足りない栄養分を補え、相乗効果を狙える組み合わせです。
マカと青汁を一緒に摂取すると、吸収率が悪いミネラルの吸収率を高め、必要な栄養素不足で効果が半減したりしていたマカの各種ミネラルの効果を底上げできます。
これにより、マカに豊富なカルシウムや鉄の吸収率やコラーゲンの体内での合成が高まり、骨粗しょう症や貧血改善に効果を発揮します。
また、互いに含有する抗酸化物質で老化防止や美肌、動脈硬化の予防ができます。
さらに、ダイエットや免疫力向上、抗ストレスなど様々な効果を発揮します。
粉末マカを青汁に溶かして一緒に摂取すれば、あなたの健康を一段と高められます。

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