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マカとカルニチンでダイエット

マカとカルニチンの関係

みなさんは、カルニチンという栄養素をご存知ですか?
脂肪燃焼効果が確認されている成分で、ダイエット効果を高めるサプリメントにはカルニチンを含有するものが少なくありません。
実は、カルニチンとマカは深い関係があり、一緒に摂取するとカルニチンの脂肪燃焼効果を高め、ダイエットを成功に導くことができます。
今回は、マカとカルニチンの関係についてお話します。

カルニチンとは

カルニチンは、主に筋肉細胞内に存在し、脂肪代謝※1に関係するビタミン様物質※2です。
体内でアミノ酸を代謝して合成できるため、必須ビタミンではありません。
カルニチンには、L-カルニチン、D-カルニチン、DL-カルニチン、レボカルニチンがありますが、脂質代謝の役割を果たすのはL-カルニチンだけです。

※1 代謝とは、ある物質を体内で化学変化により、他の性質を持つ物質に変えること。
※2 ビタミン様物質とは、ビタミンと同様の作用をするが、体内で合成が可能な物質の総称。

カルニチンの役割

私たちが脂肪として忌み嫌う脂質は、脂肪酸という有機酸で構成されています。
脂肪酸は、構成する炭素の数によって短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸に大別されます。
炭素の数が少なければ少ないほど分解が早く、エネルギーに代謝されやすくなります。
そのため長鎖脂肪酸は分解が遅いため、体内に長く留まり、これが脂肪の蓄積の原因となります。
カルニチンは、この長鎖脂肪酸をミトコンドリアに運び、エネルギーに代謝する役割を担います。
つまり、カルニチンは溜まっている脂肪を燃焼し、ダイエットに効果を発揮する物質です。

カルニチンの合成

カルニチンは体内に20gほどあり、そのほとんどが筋肉細胞内に存在します。
カルニチンは主に肝臓で、それ以外に腎臓や脳でも生産され、1日に20~30mg合成されます。
肝臓で生産されたカルニチンは、血液で体の筋肉細胞まで運ばれ、細胞内に取り込まれます。
しかし、加齢により体内で生産するカルニチンの量は落ちてしまいます。

カルニチンの摂取

カルニチンは食物で摂取しても、脂肪燃焼効果を発揮します。
カルニチンは、動物性食品に多く、肉の赤みが赤ければ赤いほど含有量が多くなります。
特にジンギスカンで使用するラム肉の含有量が多く、1kgあたり1,900mgのカルニチンを含有します。
一般的な食材では、1kgあたり牛肉で1,180mg、豚肉で274mg、マグロで34mg含有しています。

マカとカルニチン

マカには、体内でカルニチンを生産する際に必要な栄養素や、カルニチンと共に脂肪燃焼効果を高める栄養素が豊富です。
マカとカルニチンがどのような関係なのか、詳しく見てみましょう。

マカに含まれるカルニチンの材料

カルニチンは、アミノ酸を合成して体内で生産されますが、その際に使われるのが必須アミノ酸のメチオニンとリジンです。
マカは、カルニチンの原料であるメチオニンとリジンを多く含有し、乾燥マカ100gあたり、メチオニンを110mg、リジンを310mg含有しています。
また、カルニチンの合成には、鉄、ビタミンC、ビタミンB6、ナイアシンが必要です。
マカはこのうち、鉄、ビタミンC、ナイアシンを含有し、特に鉄とナイアシンが豊富です。
乾燥マカ100g中に鉄を25mg、ビタミンCを3mg、ナイアシンを35mg含有します。

ビタミンB6は魚類や肉類に豊富です。
マカでカルニチンの材料を補うとともに、肉類に含まれるカルニチンを摂取することで、加齢で体内の生産が低下するカルニチンの量を補えます。

マカのビタミンB群でダイエット

カルニチンは長鎖脂肪酸をミトコンドリアに運び、エネルギーに代謝することでダイエット効果を発揮しますが、マカも脂肪燃焼に効果を発揮する栄養素があります。
それが、マカが豊富に含有するビタミンB2です。
ビタミンB2は、主に脂肪の代謝に関与し、肝臓に蓄積される脂肪をエネルギーに代謝する際に補酵素として作用します。
乾燥マカ100gには、ビタミンB2が76mgも存在し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の4,872%に相当します。

また、マカは体内でエネルギーになる、三大栄養素の糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関与するナイアシンも豊富です。
三大栄養素は食事で摂取した後に、使われないエネルギーは脂肪に代謝され、肝臓に蓄積してしまいます。
ナイアシンもビタミンB2と同様に、三大栄養素をエネルギーに代謝する際に補酵素として作用します。

もっとも、カルニチンやビタミンB2、ナイアシンを補っただけでは脂肪燃焼効果は見込めません。
適度な運動をしたり、高負荷の運動で筋肉を増やして基礎代謝を高めたりすることではじめて、これらの栄養素の効果が発揮され、ダイエットを成功に導きます。

マカのアルギニンで脂肪燃焼

マカは、非必須アミノ酸のアルギニンが豊富で、乾燥マカ100gあたり610mg含有しています。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す作用があります。
成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌され、新陳代謝※3を活性化します。
この時、体内では基礎代謝※4として多くのエネルギーが消費されます。
この時使用されるのが、脂肪です。

※3 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しいを補うことで、生体を維持するために必要な器官を維持する生理現象のこと。
※4 基礎代謝とは、運動などをしなくても、生体を維持するために消費されるエネルギーのこと。

また、成長ホルモンは体脂肪の分解を促し、エネルギーに代謝しやすくする作用もあります。
マカでアルギニンを摂取することで、成長ホルモンが増え、ダイエット効果が高まります。

まとめ

カルニチンは、体内で合成可能なビタミン様物質で、分解されにくい長鎖脂肪酸をエネルギーに代謝する際に必要なため、脂肪燃焼に効果を発揮します。
マカは、カルニチンの材料になる必須アミノ酸のメチオニンとリジンを含有し、カルニチンを体内で生産する補助をします。
また、マカはカルニチンと共に脂肪燃焼効果を高めるビタミンB2、ナイアシン、非必須アミノ酸のアルギニンを含有します。
マカとカルニチンを一緒に摂取し、適度な運動をすることでダイエットの効果が飛躍的に高まります。

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