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マカと冬虫夏草のサプリの相乗効果(冬虫夏草配合のマカサプリ)

マカと冬虫夏草に相乗効果はあるのか?

中国では、不老長生や滋養強壮の妙薬として珍重される冬虫夏草。
一昔前までは入手困難な漢方薬でしたが、最近は養殖が可能となり比較的安価に出回るようになりました。
一方、マカも、原産国の南米ペルーでは滋養強壮の薬として珍重されています。
マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、どのような効果があるのでしょうか?
今回は、マカと冬虫夏草の相乗効果についてお話します。

冬虫夏草とは

冬虫夏草とは、漢方薬や薬膳料理に使われる素材で、チベットなどに生息するオオコウモリガの幼虫に寄生して発芽するオフィオコルディセプス・シネンシスという菌類です。
オオコウモリガの幼虫の生育は遅く、成虫になるまで4年間地中で生息します。
この間に幼虫が冬虫夏草の菌に侵されると、体内でゆっくり菌糸が繁殖してゆきます。
春になると冬虫夏草の菌は幼虫の体内で一気に成長し、夏ごろには幼虫の体を破り、地中から芽を出します。
冬は幼虫だったのに、夏になると草になっている様から「冬虫夏草」と呼ばれるようになりました。
また、古代の人々にとって奇異に映るこの現象は、冬虫夏草に何か不思議な力が宿ると考え、精力増進や滋養強壮などに効く万能の薬として重宝されるようになりました。

冬虫夏草の現在

冬虫夏草は、不思議な現象から偽薬効果※1を狙ったものではなく、実際に薬用成分を含んだ薬草です。
狭義では、オフィオコルディセプス・シネンシスだけが冬虫夏草です。
自然の冬虫夏草は非常に稀少で、チベット高原の標高3000m以上の高地しか存在しないため、天然の冬虫夏草は高値で取引されます。

※1 偽薬効果とは、実際に体に作用する成分は含まれていないが、効果があると信じることで実際に体が効果があるように反応してしまうこと。

現在、菌類のオフィオコルディセプスの仲間は350種類ほど知られており、似た仲間を昆虫の幼虫に寄生させ、広義の意味で冬虫夏草として販売されています。
冬虫夏草の本場中国では、これらを本来の冬虫夏草と区別し、「虫草」と呼びます。
日本ではコルジセプス・ミリタリス(サナギタケ冬虫夏草)を栽培した冬虫夏草が一般的で、これは中国でも漢方薬として効果が認められている冬虫夏草です。

冬虫夏草の成分

冬虫夏草は炭水化物を29%、たんぱく質を25%、脂肪を8.4%含有しています。
この脂肪の内、82%が不飽和脂肪酸で、そのうちマンニトール(別名:虫草酸)と呼ばれる糖アルコールを7%含有します。
また抗生物質として使用されるコルジセピン、紫外線を受けるとビタミンDになるエルゴステロール、ステロイドであるコレステロール、β-グルカン、ビタミンB12を含有します。

冬虫夏草の効果

漢方薬の本場中国では、冬虫夏草は不老長寿の妙薬として用いられてきました。
不老長寿は言い過ぎでも、冬虫夏草はその成分から
* 疲労回復
* 精力増進
* 免疫力向上
* 糖尿病
* 心肺機能の強化
などに、効果があるとされています。
また、近年の研究ではアルツハイマーや、がんの抑制にも効果があるという報告もあります。

マカと冬虫夏草の相乗効果

マカは、南米ペルー原産のアブラナ科の植物で、冬虫夏草と同じように標高4,000~5,000のアンデス高原で栽培される食品です。
1年もの長い歳月をかけて大地の栄養分を吸収して育つため、ミネラルが豊富で、他にも豊富なアミノ酸やビタミンB群、グルコシノレートをはじめとした二次代謝産物※2を含有します。
マカも古くから薬効が知られた食材で、冬虫夏草と同じように滋養強壮や疲労回復に効果があるとされています。

※2 二次代謝産物とは植物特有の成分で、生体の維持には必要ないが、継続して摂取することで体に何かしらの効果を及ぼす物質のこと。

マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、
(1)疲労回復
(2)免疫力向上
(3)糖尿病改善
(4)動脈硬化の予防
(5)ED(勃起不全)改善
(6)老化防止
(7)入眠効果
に、相乗効果を発揮します。

疲労回復

エネルギーは肝臓で生産される

エネルギーの生産は、肝臓で行われます。
小腸で吸収された糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素は、血液を通じて肝臓に運ばれます。
三大栄養素は、代謝※3でグルコース(ブドウ糖)に変換できるため、全てエネルギーに変えることができます。
しかし、グルコースはそのままではエネルギーとして使えません。
グルコースは、肝細胞でエネルギーを生産するミトコンドリアにあるクエン酸回路で、ATP(アデノシン三リン酸)に代謝されます。
実際に体内でエネルギーとして使われるのは、このATPです。
ATPは貯めておくことができないため、すぐにエネルギーとして使用されます。

※3 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。

冬虫夏草はATPの生産を増やす

冬虫夏草は、肝臓で生産されるATPを30%も増やす効果があります。
ATPの生産力が増えると、エネルギーの生産力も増すため疲労回復が早まります。
また、三大栄養素をエネルギーに代謝するには、ビタミンB群の助けが必要です。

マカのビタミンB群でエネルギー代謝を促進

ビタミンB群は、肝臓でエネルギーを代謝する際に補酵素として作用します。
マカは、主に脂質をエネルギーに代謝するビタミンB1、主に脂質をエネルギーに代謝するビタミンB2、三大栄養素をエネルギーに代謝するナイアシンを豊富に含有します。
マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、肝臓でのエネルギー生産力が向上し、疲労回復が早まります。

免疫力向上

冬虫夏草のβ-グルカンの免疫力向上効果

俗に「腸管免疫」と呼ばれるように、体の免疫細胞の7割が腸で生産されます。
腸の健康が保たれないと、体の免疫機能がうまく作動しません。
冬虫夏草には、菌類やキノコ類に多く含まれる多糖類のβ-グルカンや、マンニトールを豊富に含有します。
β-グルカンやマンニトールは腸内環境を整える善玉菌の餌となり、善玉菌の繁殖を手助けします。
善玉菌が増えると便秘や下痢などが改善するばかりではなく、腸で生産される免疫細胞の数も増えます。
また、β-グルカンは、マクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞の活動を活性化する作用があります。

マカのグルタミン酸の免疫力向上効果

一方、マカが豊富に含有する非必須アミノ酸のグルタミン酸は、小腸で吸収されると腸管のエネルギー源として使用され、小腸が活性化します。
さらに、血液内のアンモニアと結合するとグルタミンになります。
グルタミンは、リンパ球などの免疫細胞のエネルギー源となり、その増殖をサポートします。
マカと冬虫夏草を摂取すると、腸内環境が整い、免疫系が活性化するので病気になりにくくなります。

糖尿病改善

糖尿病とは

糖尿病は、食後に血液に増えたグルコース(糖質)を、体の細胞に取り込めない病気です。
血糖値を下げるのは、インスリンというホルモンだけです。
インスリンが分泌されると、各細胞にあるインスリン受容体がキャッチし、グルコースを体内に取り込みます。
しかし、インスリンの分泌が減ったり、慢性的に血糖値が高い状態でインスリンの作用に細胞が慣れてしまったりすると、細胞内にグルコースが取り込まれなくなります。
血液にグルコースが多いままだと、血液がドロドロの状態が長く続き、血管を傷つけるだけでなく、様々な合併症を引き起こします。

冬虫夏草は血糖値を下げる

1997年の日本糖尿病学会で、「冬虫夏草に糖尿病予防の効果がある」という研究結果が報告されました。
ラットを使った実験では、糖尿病に罹患したラットに冬虫夏草を投与すると血糖値の低下が見られたのに対し、健康なラットに冬虫夏草を投与しても血糖値は変わりませんでした。
つまり、冬虫夏草は血糖値が高い時だけ血糖を下げ、正常な時には血糖値を下げない効果があります。

亜鉛がインスリンを増やす

マカには、インスリンの分泌を促進する必須ミネラルの亜鉛が豊富です。
インスリンは、すい臓にあるランゲルハンス島のβ細胞で生産されます。
このβ細胞には、亜鉛が多く存在します。
亜鉛は、たんぱく質やホルモンの合成に必要不可欠な成分です。
亜鉛が不足すると、このβ細胞でインスリンが十分に生産できないため、インスリンの分泌が減少します。
亜鉛は日本人の食生活では不足しがちな栄養素で、摂取したとしても全体の20%程度しか体内に吸収されません。
乾燥マカ100gあたり、亜鉛を12mg含有し、これは成人男性が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。
マカで亜鉛を摂取すると、β細胞でのインスリンの生産が活性化し、血糖値が下げられます。

動脈硬化の抑制

冬虫夏草の不飽和脂肪酸の血液サラサラ効果

冬虫夏草は、不飽和脂肪酸が豊富です。
不飽和脂肪酸は、体の機能を維持するために必要な必須脂肪酸です。
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
飽和脂肪酸は常温で固体である場合が多いのに対し、不飽和脂肪酸は10~20℃でも液体でいられます。
そのため、不飽和脂肪酸を摂取すると、血液がサラサラになり血流が良くなります。
また、不飽和脂肪酸はドロドロの血液や血栓の原因となる、血液中の悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの分泌を減らします。
一方で、善玉コレステロールと呼ばれる血液中のHLDコレステロールを増やす効果があります。

マカのビタミンB2でLDLコレステロールを減らす

ドロドロの血液の原因となるLDLコレステロールは、肝臓で生産されます。
LDLコレステロールが血液中に増えるのは、肝臓でLDLコレステロールの原料となる脂肪が蓄積するためです。
マカが豊富に含有するビタミンB2は、脂肪を燃焼してエネルギーに代謝する効果のある成分です。

乾燥マカ100gあたり、ビタミンB2を76mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の4,782%に相当する高含有量です。
マカでビタミンB2を摂取すると、脂肪の代謝が促進するので、肝臓で生産されるLDLコレステロールの量が低下します。
その結果、血液中のLDLコレステロールが減少し、サラサラの血液になります。
サラサラの血液になると、血管内で血栓ができにくくなるので動脈硬化を予防できます。

ED改善

EDとは

EDは、陰茎の海綿体に張り巡らされた毛細血管に血液が流れ込まないために発生する、循環器系の病気です。
EDは、糖尿病や肥満の人ほど多い傾向にあります。
これらの人たちの血液は、コレステロールや血液中のグルコースでドロドロになっています。
ドロドロの血液は毛細血管に血栓を作ったり、毛細血管の末端まで血液が到達しなくなったりします。
その結果、性欲が高まって脳から勃起の命令が出ても、陰茎に血液が流れ込まず、立つものが立たなくなります。

冬虫夏草とマカの血管拡張作用

マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、ドロドロ血液の原因となるLDLコレステロールや血糖値が下がるので、血液がサラサラになります。
また、冬虫夏草のマンニトールは血管を拡張する作用があるので、毛細血管を広げ陰茎に血液を流し込めます。

一方、マカに豊富なアルギニンは、脳から命令が出た際に分泌される男性ホルモンのテストステロンに反応し、勃起神経で代謝され血管を広げる一酸化窒素の材料となります。
また、アルギニンは勃起を促すテストステロンの分泌を促進する作用もあります。

マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、陰茎の毛細血管が拡張し、サラサラの血液が流れ込むようになるので勃起しやすくなり、EDが改善できます。

老化防止

老化とは

老化とは、紫外線やエネルギーの生産で発生する活性酸素の影響で、体の組織が酸化することで生じます。
活性酸素は電子が欠損した酸素で、物質としてとても不安定です。
活性酸素は物質としての安定化を図るため、普通の酸素と比べ化学反応が早く、いち早く結合し物質を酸化させます。
体の組織が酸化すると、別の物質に変質するので本来の機能を発揮できなくなり、体内で様々な不調が生じます。

マカと冬虫夏草の抗酸化物質

体内では、この活性酸素の害から身を守るため、様々な抗酸化物質が活躍します。
抗酸化物質は、食事などで摂取するか、体内で生産します。

冬虫夏草が含有するエルゴステロールは、単独で抗酸化物質として作用します。
エルゴステロールの抗酸化力は、ビタミンCの10倍に相当します。
一方マカは、体内で抗酸化物質として作用するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という酵素の原料となる、亜鉛、銅、鉄、マンガンが豊富です。
また、マカが含有するアミノ酸の、グルタミン酸、メチオニン、グリシンは、抗酸化物質として作用するグルタチオンの原料となります。
マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、体内の抗酸化物質が増え、老化を防止できます。

入眠効果

冬虫夏草は、睡眠を促すホルモンのメラトニンを含有しています。
また、冬虫夏草は自律神経を整え、睡眠を促すビタミンB12も含有しています。
メラトニンは本来、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを代謝して生産され、昼間どれだけセロトニンが生産されるかで、メラトニンの量が決まります。
セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6によって生産されます。

トリプトファンもビタミンB6も、普段の食生活で不足する栄養素ではありません。
しかし、アルコールの摂取などで、体内にあるビタミンB群の1種であるナイアシンを大量に消費すると、トリプトファンから優先的にナイアシンを生産してしまいます。
その結果、入眠に必要なセロトニンが生産されず、不眠を招きます。
マカは、ナイアシンが非常に豊富で、乾燥マカ100gあたり35mgのナイアシンを含有し、これは成人男性が1日に必要な摂取基準の233%に相当します。
マカと冬虫夏草を摂取すると、入眠に必要なメラトニンが不足しないので、安らかに眠りに入れます。

まとめ

冬虫夏草とは、昆虫の幼虫に寄生し成長する菌類です。
冬虫夏草は不飽和脂肪酸が豊富で、さらにマンニトール、エルゴステロール、β-グルカンなど、冬虫夏草特有の成分を多く含有し、これらが冬虫夏草の有効成分として作用します。
マカと冬虫夏草を一緒に摂取すると、疲労が早く回復するばかりか、免疫力も向上し、糖尿病や動脈硬化などの成人病の改善にも効果を発揮します。
また、老化防止やED改善にも有効で、さらに安眠効果も期待できます。
マカと冬虫夏草は、体の機能を改善し、毎日の健康を維持する健康食品として、とても相性の良い関係です。

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