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マカのカルシウムで骨が元気(マカに含まれるカルシウム)

マカはカルシウムの宝庫

南米のアンデス高原で生産される健康食品のマカは、生産に長い月日が必要で、その間に大地のミネラルを吸収し蓄えます。
そのため、マカは私たちの体に欠かせない必須ミネラルを、豊富に含有しています。
特に、私たちの骨格を作るカルシウムが豊富です。
今回は、マカのカルシウムについてお話します。

体内のカルシウム

カルシウムはみなさんもご存知の通り、私たちの体を支える骨の主成分です。
カルシウムは体内にある必須ミネラルの中で最も多く、体重の1~2%がカルシウムです。
体内にあるカルシウムの99%が、骨や歯などの骨格に使われ、残り1%が血液や細胞内に存在しています。
カルシウムは体内で生産ができないため、カルシウムを含有した食物などで補う必要があります。

カルシウムの役割

カルシウムは骨格を作る骨の主成分で、骨の7割がカルシウム及びカルシウムと結合したリンとマグネシウムで、残りの3割が骨に弾力を与えるコラーゲンです。
また、血液中のカルシウムは、傷を負った時に傷口を塞ぐ血液の凝固作用を補助する役割があります。
さらに、細胞内に存在するカルシウムは情報伝達物質としての役割があり、筋肉の収縮や、神経細胞内で記憶の形成などに関わっています。

カルシウムの摂取基準

骨などの新陳代謝で使われなかったカルシウムは、毎日男性で約200mg、女性で160mgほど尿や汗と共に排泄されます。
そのため、排泄された分だけカルシウムを補わなければなりません。
しかし、カルシウムは非常に吸収が悪いミネラルの一つで、摂取したカルシウムのうち40%程度しか体内に吸収されません。
厚生労働省が定める『日本人の食事摂取基準』2015年度版では、成人男性で1日700mg、女性で650mgの摂取を推奨しています。
一方、厚生労働省が平成28年に調査した『国民健康・栄養調査』では、日本人のカルシウム摂取量は平均502mgしかありません。
カルシウムは普段の生活で不足しがちなミネラルなので、積極的に摂る必要があります。

マカのカルシウム含有量

マカはカルシウムが豊富な食品です。
乾燥マカ100gあたり、カルシウムを450mg含有します。
成人男性であれば1日に推奨される摂取基準の64%、女性であれば69%に相当します。
普段の食事と共にマカを補うだけで、1日に必要なカルシウムを十分に補えます。

マカとカルシウムの働き

マカはカルシウム以外にも、カルシウムの働きを助ける栄養素を多く含有しています。
マカのどんな栄養素がカルシウムの働きを助けるのか、詳しく見てみましょう。

マカのマグネシウム、炭水化物がカルシウムの吸収を高める

乾燥マカの59%が、炭水化物のデンプンです。
カルシウムはご飯や麺類などの炭水化物と一緒に摂取すると、体内への吸収率が向上します。
また、カルシウムとともに骨の形成に必要なマグネシウムも、カルシウムの吸収をサポートします。
乾燥マカ100gあたり、マグネシウムを104mg含有し、これは1日に必要な摂取基準の28%に相当します。

マカの必須ミネラルが骨を丈夫にする

骨を作るにはカルシウムの他に、マグネシウムとリンが必要です。
リンやマグネシウムが無いと、丈夫な骨は作れません。
乾燥マカは100gあたり、リンを220g含有しています。
しかし、リンを一緒に摂取すると、体内に吸収される前にカルシウムとリンが結合し分子が大きくなってしまい、カルシウムの吸収場所である腸壁を通過できずそのまま体外に排泄されます。
そのため、カルシウムとリンは2:1程度で摂取することが望ましく、マカのカルシウム含有量が450mg、リンが220mgなので、非常に理想的な配合です。

さらに骨を作るには、造骨細胞を活性化する必要があります。
マカに豊富な亜鉛は、細胞分裂を活性化する作用がある必須ミネラルです。
乾燥マカ100gあたり、亜鉛を12mg含有し、これは成人男性が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。
他にも、骨に柔軟性を与えるコラーゲンの合成には、原料となる非必須ミネラルのアルギニンや、合成を活性化するアスパラギン酸が関わります。
乾燥マカは100gあたりアルギニンを610mg、アスパラギン酸を670mgも含有します。
マカは骨を丈夫にし、骨粗しょう症を予防する最適な健康食品です。

マカのカルシウムで認知症予防

マカでカルシウムを摂ると、認知症の予防にも役立ちます。
まずは、なぜカルシウムが認知症と関係があるのかをご説明します。

カルシウムと認知症

カルシウムは、脳内で記録の書き込みを行う海馬で神経伝達物質として作用します。
海馬は一時的に記憶を保存し、長く留まった記録を今後必要な情報と認識し、記憶の貯蔵庫である大脳への書き込みを行います。
体内のカルシウムは99%が骨にありますが、残り1%は血液や細胞内にあり、身体の恒常性を保つ役割があります。
食事などでカルシウムの摂取が不足すると、血液や細胞内のカルシウムが不足してしまいます。
すると、副甲状腺ホルモンが分泌され、骨に蓄えていたカルシウムを溶かして血液に不足したカルシウムを補います。
しかし、この時通常よりも多いカルシウムが血液中に流れ込みます。

血液中に増えたカルシウムは、海馬にももたらされます。
海馬で増え過ぎたカルシウムは、海馬の働きを乱し、一時的に記憶障害を引き起こします。
記憶障害を起こすと、大脳へ書き込むべき記憶が海馬に留まらなくなります。
さらにこのような状態が続くと、海馬の脳細胞が死んでしまい、認知症の原因となります。
つまり、認知症を防ぐにはカルシウムは常に一定の分量を補い続ける必要があります。

マカのカルシウムと認知症

マカは今までご説明している通り、カルシウムが非常に豊富な食品です。
それと共に、海馬や脳内で作用する亜鉛やマグネシウムも豊富な食品です。
亜鉛はカルシウムと共に海馬で神経伝達物質として作用する必須ミネラルです。
亜鉛が不足すると、海馬の働きが鈍り、大脳への記憶の書き込みが困難になります。

また、記憶を長く脳内に留めるには、マグネシウムイオンの働きが必要です。
脳内のマグネシウムイオンが減少すると、記憶を長く留めることができず、大脳へ記憶の書き込みを行う機会が減少します。
マカでカルシウムを摂取すると、亜鉛やマグネシウムも一緒に摂取できるので認知症の予防に効果がります。

まとめ

必須ミネラルのカルシウムは、私たちの骨格となる骨の製造に必要なばかりではなく、血液や細胞の働き、また記憶の形成に必要不可欠な栄養素です。
マカは、骨の形成に必要なカルシウム以外にも、骨を丈夫にするリンやマグネシウムが理想的な割合で存在します。
さらに骨に柔軟性を与えるコラーゲンの成分となるアルギニンや、コラーゲンの製造を促すアスパラギン酸、造骨細胞を活性化する亜鉛も豊富なので、骨粗しょう症を予防できます。
また、カルシウム不足は認知症の原因となります。
マカには、記憶の書き込みを行う海馬の機能に必要なカルシウムの他に、亜鉛やマグネシウムも豊富なので、認知症の予防にも役立ちます。
サプリメントでカルシウムだけを摂取するよりも、マカでカルシウムを補う方が、マカに含まれる他の栄養素との相乗効果が見込まれ、健康維持にとても有効です。

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