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マカの亜鉛で健康増進(マカに含まれる亜鉛)

マカは亜鉛が豊富な健康食品

男女を問わず、滋養強壮や精力増進に効果があることで人気が沸騰しているマカ。
南米産のマカは、古代インカの時代から健康増進効果のある食品として珍重され、様々な栄養素を豊富に含有しています。
その中でも、マカは日本人に不足しがちな強壮のミネラルである亜鉛を豊富に含有しています。
果たして、マカが含有する亜鉛は私たちの体にどのように作用するのか、詳しくお話します。

マカの亜鉛

マカはアンデスの標高4000~5000mの高地で生産される植物です。
その生育には1年近くの歳月が必要で、その間に土壌のミネラルを体内に貯め込みます。
そのため、マカは亜鉛をはじめとした必須ミネラルが豊富です。
乾燥マカ100gあたりの亜鉛の含有量は、品種や地域によって異なりますが実に12mg。
厚生労働省が定める『日本人の食事摂取基準』2015年度版によると、成人男性が1日に必要な亜鉛の摂取基準が10mgなので、マカは非常に亜鉛が豊富な食品と言えます。
亜鉛は日本人に不足しがちな必須ミネラルの一つで、体内への吸収が20~60%と非常に悪いので、亜鉛の豊富なマカで積極的に補うことがおすすめです。

亜鉛の役割

亜鉛は標準的な体格の人で、体内に2000mg存在します。
骨格筋、骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓などあらゆる場所に分布し、たんぱく質と結合した形で存在しています。
特に、細胞分裂が盛んな腎臓や生殖器、脳で記憶の書き込みを行う海馬などに多く存在します。
亜鉛は、必須ミネラルの中でも非常に多くの役割を担う栄養素です。
亜鉛の役割は簡単に列挙するだけでも
* 各種酵素の活性化
* 細胞分裂や新陳代謝の活性化
* 活性酸素の除去
* アルコールの分解
* 免疫細胞の活性化
* 神経伝達物質やホルモンの生産と分泌
* インスリンの生産
など、多岐にわたります。
そのため、亜鉛が不足すると、様々な体調不良を起こします。
それぞれ亜鉛がどのように作用するのか、簡単にご説明します。

酵素の活性化

酵素はたんぱく質でできた物質で、エネルギーやたんぱく質の代謝に関わる成分です。
体内には5000種類にも及ぶ酵素が存在し、そのうち300種類の酵素に亜鉛が関係しています。
亜鉛が不足すると、酵素が生産できないので、体に必要なエネルギーやたんぱく質が生産できなくなり、体調が悪くなったり、様々な病を引き起こしたりします。

細胞分裂や新陳代謝の活性化

亜鉛は細胞分裂で遺伝子情報を記録しているDNAや、遺伝子情報の転写を行うRNAの働きに深く関わっています。
また、亜鉛はたんぱく質の合成にも関与しているので、亜鉛が不足すると細胞分裂が行えず、体の機能を維持するための新陳代謝が低下します。
その結果、老化を早め、体の機能が維持できなくなります。
よく、亜鉛が不足すると味覚障害を引き起こすと言われるのは、舌にある味蕾と呼ばれる感覚器官の新陳代謝が低下するためで、味蕾の減少で味を感じる場所が少なくなるからです。

活性酸素の除去

体の組織の細胞の中には、細胞内でエネルギーを生産するミトコンドリアが存在しています。
ミトコンドリアがエネルギーを生産する際に酸素を取り込みますが、その際に2%程度が活性酸素※1となって排出されます。
活性酸素は、脂質を酸化させたり、細胞内のDNAを破壊したりするため、非常に有害な物質です。
亜鉛は、この活性酸素を除去する抗酸化物質SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の構成物質として作用します。

※1 活性酸素とは物質として非常に不安定な電子の数が少ない酸素のこと。
物質として安定化を図るために、通常の酸素よりも化学反応が早い性質があります。

アルコールの分解

アルコールを分解し無毒化するには、肝臓に存在するアルコール脱水素酵素の作用が必要です。
亜鉛は、このアルコール脱水素酵素を構成する成分の一つです。
亜鉛が不足すると、アルコールの分解が遅くなるので、二日酔いの原因となります。

免疫細胞の活性化

亜鉛は免疫細胞でシグナル伝達物質として作用します。
免疫系のT細胞が亜鉛のシグナルを受信すると活性化し、自ら異物を攻撃するか、或いはその異物に有効な白血球などの免疫細胞を誘導する役割を担います。
亜鉛が不足すると、T細胞に異物の侵入が伝わらないため、病気になりやすくなります。

神経伝達物質やホルモンの生産

亜鉛は脳内で神経伝達物質として働くドーパミンなどの生産や、GABA(ギャバ)の制御など様々な役割を担います。
また、脳などの神経伝達系にも関与しているので、亜鉛が不足すると神経障害を引き起こします。
また、性ホルモンや成長ホルモンなど、各種ホルモンの合成や分泌に関わります。
亜鉛が不足すると、ホルモンバランスが崩れ、精力減退や生理不順などを引き起こします。

インスリンの生産

インスリンは、脾臓にあるランゲルハンス島のβ細胞で生産されます。
このβ細胞には亜鉛を汲みこむ亜鉛トランスポーターと呼ばれる膜たんぱく質があります 亜鉛が不足すると、β細胞内に亜鉛を汲みこめないため、インスリンが分泌できなくなります。
インスリンは血糖値を下げるために必要なホルモンなので、亜鉛が不足すると糖尿病を引き起こします。

マカと亜鉛の活躍

マカは亜鉛が豊富な食品です。
そして、マカは亜鉛の効果を高める様々な栄養素を豊富に含有しています。
マカで亜鉛を摂取すると、マカが含有する他の栄養素との相乗効果で
(1)精力増進
(2)肝機能向上
(3)美肌効果
(4)骨粗しょう症予防
(5)記憶力向上
が、見込まれます。
それぞれ、どのような栄養素がマカの亜鉛の力を高めるのか、詳しくお話します。

精力増進

亜鉛は別名「セックス・ミネラル」と呼ばれるほど、精力増進に効果を発揮するミネラルです。
亜鉛は男性ホルモンのテストステロン、女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)などの生産や分泌に関与しています。
また、男性ホルモンは精巣で、女性ホルモンは卵巣で作られます。
精巣や卵巣は、精子や卵子を作るために細胞分裂が盛んで、DNAを正確にコピーし細胞分裂を促す亜鉛の力が必要です。
精巣や卵巣の働きが活発でないと、男女とも性ホルモンの分泌が低下し、精力が減退します。

さらに、精子を作るには非必須アミノ酸のアルギニンが必要です。
マカはアルギニンが豊富で、乾燥マカ100gあたりにアルギニンを610mgも含有しています。
マカで、亜鉛を摂取すると、生殖機能が向上し、精力増進ができます。

肝機能を活性化

体内の各種酵素の多くが、肝臓で生産されます。
そのため、肝臓には多くの亜鉛が必要です。
肝臓は酵素の生産の他にも、解毒や胆汁の生産など様々な機能があります。
また、体中から集められる毒素で日々細胞が死んでいるため、新陳代謝で細胞分裂を激しく繰り返しているのも亜鉛が多い理由です。

肝臓の役割の一つとして、体内で発生する有害なアンモニアの処理があります。
アンモニアは神経細胞を麻痺させたり、細胞内にあるエネルギーを生産するミトコンドリアの活動を阻害したりします。
アンモニアは肝臓にある尿素回路で処理されますが、この時にマカに多く含まれる非必須アミノ酸のアスパラギン酸や、アルギニンが必要です。
肝臓は加齢により機能が低下し、アンモニアの処理能力も低下し、疲労が蓄積しやすくなります。

マカで亜鉛を摂取すると、アンモニアを処理するアスパラギン酸やアルギニンが摂取できます。
その結果、肝臓でのアンモニアの処理が促進され、肝臓にエネルギーを与えるミトコンドリアの活動も活性化します。
肝機能が活性化すると、肝臓での亜鉛の作用が高まり、各種酵素の活性化や肝細胞の新陳代謝が促進するので、疲労が回復し、体調も改善します。

美肌効果

肌の美しさを保つためには、新陳代謝で常に新しい細胞を作るターンオーバーが正常に機能しなければなりません。
亜鉛は肌の細胞分裂を活性化するためには、必要不可欠な栄養素です。

また、肌の潤いを保つためには、コラーゲンの生産が必要です。
コラーゲンを作るためには亜鉛の他に、材料としてマカに豊富に含まれるアルギニンや、その生産を促進するアスパラギン酸が必要です。
マカで亜鉛を摂取すると、潤いある若々しい肌を実現できます。

骨粗しょう症予防

私たちの骨格を形成する骨は、実は日々新陳代謝を繰り返し、細胞が入れ替わっています。
しかし、加齢とともに新陳代謝で作る骨よりも、分解される骨の方が多くなると骨が弱くなり、骨粗しょう症の原因となります。
マカは骨の細胞分裂を促進する亜鉛の他に、骨の成分であるカルシウムも多く含有しています。
乾燥マカ100gあたり、カルシウムを450mgも含有しています。
これは骨粗しょう症になりやすい成人女性が、1日に必要な摂取基準の69%に相当します。
さらに、骨には弾力を与えるコラーゲンが必要なので、マカのアルギニンやアスパラギン酸が活躍します。

また、女性の場合は更年期で女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が低下します。
エストロゲンは骨の形成を促進し、骨のカルシウムの分解を抑える役割がありますが、エストロゲンが減ると、骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨が脆くなりやすいです。
亜鉛は女性ホルモンのエストロゲンの分泌量を増やすので、骨密度を高めることができます。

記憶力向上

記憶を司る脳の海馬には亜鉛が非常に多く存在し、脳内で神経伝達物質として作用しています。
また、マカに多く含まれるカルシウムも、亜鉛と共に海馬で神経伝達物質として作用します。
亜鉛やカルシウムが不足すると、神経の伝達が機能しなくなり、大脳へ記憶を書き込むことができなくなり、アルツハイマー病などの記憶障害を引き起こします。
マカで亜鉛を摂取すると、カルシウムも一緒に摂取できるので記録力がアップします。

まとめ

マカは体内で様々な役割を果たす必須ミネラルの亜鉛が非常に豊富で、乾燥マカ100gで1日に必要な亜鉛を十分に摂取できます。
亜鉛は、各種種酵素の活性化や細胞分裂、活性酸素の除去、神経伝達物質やホルモンの生産に関わっているので、亜鉛不足は体に様々な変調をきたします。
マカは、亜鉛以外にも様々な栄養素を豊富に含有しているので、それらの相乗効果で精力増進や肝機能向上、美肌効果、骨粗しょう症予防、記憶力の向上の効果を発揮します。
マカの亜鉛は、あなたの健康増進に大変役立つ必須ミネラルです。

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