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マカのストレス緩和効果(マカで抗ストレス)

マカでストレスを緩和

現代の日本はストレス社会と言われています。
仕事や経済的な理由、人間関係や社会環境などの様々な要因で人は常に緊張にさらされ、それがストレスとなって心身ともに疲労を感じるようになります。
マカは、肉体的な疲労回復や、滋養強壮に効果があるばかりではなく、心のストレスも緩和する栄養素が豊富です。
食品でストレスが緩和されるとは、にわかに信じられないかもしれませんが、私たちの心と栄養は深い関係があります。
今回は、マカの栄養でストレスが緩和できる理由についてお話します。

ストレスとは

ストレスとは、外部から刺激や圧力を受けたときに生じる緊張状態のことです。
人は、経済的な理由や病気、人間関係、社会環境の変化などで将来が見渡せなくなると、心が不安定になり、常に緊張状態になります。
人は緊張すると、脈拍が早くなったり、呼吸が荒くなったりして身体的な影響が現れます。
更にこの緊張状態が続くと、不眠や食欲不振などを引き起こし、更には下痢や便秘、潰瘍などの消化器系の不調や、頭痛などの疼痛、蕁麻疹などの症状が現れます。
また、脳機能にも影響が出て、集中力の低下やうつ病、感情の起伏が激しくなるなど、様々な悪影響が出るようになります

脳とストレス

この緊張状態を緩和するために、脳ではストレスに応じてドーパミンやノルアドレナリンなどの脳内ホルモンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
ドーパミンやノルアドレナリンは、興奮性の神経伝達物質と呼ばれ、やる気を喚起し、気分を高揚させる作用があります。
また、ドーパミンやノルアドレナリンは交感神経に働きかけ、集中力を高めたり血圧を上げたりして、身体的な能力も高めます。
いわば外的な圧力に対し、力で対抗するようなものです。
これらの神経伝達物質により、人は一時的にストレスに打ち克つことができます。

興奮性神経伝達物質の弊害

しかし、外的なストレスが続き、ドーパミンやノルアドレナリンなの興奮性の神経伝達物質が分泌され続けると、脳の細胞が死んでしまいます。
その結果、感情のコントロールが効かなくなり、感情の起伏が激しくなったり、アルコールやギャンブルなどの依存症に陥るようになったりします。
さらに、ドーパミンやノルアドレナリンなどの興奮性の神経伝達物質は、分泌され続けると何時しか枯渇してしまいます。
興奮性の神経伝達物質に慣れてしまった脳は、突然それが無くなってしまう状態になります。
その結果、突然やる気が失せ、うつ病や統合失調症などを発症します。

抑制性神経伝達物質でストレス緩和

脳には、興奮性の神経伝達物質の暴走を止める、抑制性の神経伝達物質もあります。
それが「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、GABA(ギャバ)、グリシンなどです。
抑制性の神経伝達物質が分泌されると、興奮性の神経伝達物質の分泌が減少します。
また、心が沈静化し、穏やかで落ち着いた心地になります。
更に、副交感神経に働きかけ、血圧の低下や、筋肉の弛緩などを起こし、体の緊張状態も解きます。
抑制性の神経伝達物質は、精神的にも肉体的にもストレスを緩和します。

マカとストレス緩和

マカは、抑制性の神経伝達物質と関わりの深い栄養素を豊富に含有しています。
マカが含有するどんな栄養素が、抑制性の神経伝達物質に作用するのか、詳しく見てみましょう。

セロトニンとナイアシンの関係

人に幸福感をもたらす「幸せホルモン」のセロトニンを脳内で合成するには、必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6が必要です。
マカは、トリプトファンもビタミンB6※1も含有していません。
また、トリプトファンもビタミンB6も普段の食事で不足する栄養素ではありません。
しかし、マカに豊富なナイアシンとトリプトファンは非常に密接な関係があります。
ナイアシンは、アルコールなどの代謝で大量に使われることがあり、不足するとトリプトファンがナイアシンに代謝されます。
体内でナイアシンとセロトニンの両方が必要になった場合、体はナイアシンを優先してトリプトファンから生産します。
つまり、セロトニン生成に使いたいトリプトファンが、ナイアシン生成に使われてしまうため、体内のナイアシン不足は、即セロトニン不足に繋がります。
セロトニンを作るには、体内のナイアシンの量を常に一定に保つ必要があります。

※1 マカの品種によっては、ビタミンB6を含有している場合もあります。

マカとナイアシン

マカはナイアシンが非常に豊富な食品です。
乾燥マカ100gあたり、ナイアシンを35mg含有しています。
これは、成人男性が1日に必要な摂取基準の233%に相当します。
ナイアシンをはじめとしたビタミンB群は、体内に貯めておくことはできません。
毎日マカでナイアシンを摂取すると、セロトニン不足が起こらなくなります。
(ただし、マカの摂取目安量は1000mg~4000mgと言われています。
)

グリシン

グリシンは非必須アミノ酸ですが、脳内では抑制性の神経伝達物質として作用します。
マカは、グリシンが豊富な食品で、乾燥マカ100gあたりグリシンを350mg含有します。
グリシンは、「幸せホルモン」のセロトニンの分泌量を増やす作用があります。
この効果から、グリシンは安眠をもたらす作用があります。

睡眠をもたらすのが、メラトニンと呼ばれる神経伝達物質です。
メラトニンの量が増えると入眠が促されますが、メラトニンの量は起きている間に分泌されたセロトニンの量で決まります。
つまり、セロトニンの分泌量が多ければ、セロトニンがメラトニンに代謝※2される量も増えます。
睡眠は、ストレスを緩和させることができる生理現象です。
マカのグリシンでセロトニンの分泌量を増やすことで、ストレスによる睡眠不足が解消され、ストレスが緩和できます。

※2 代謝とは、ある物質が体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変わること。

マカとGABA

GABAはγ-アミノ酪酸のことで、記憶の書き込みを行う海馬や、運動を司る小脳などに多く存在している抑制性の神経伝達物質です。
GABAは、脳内でグルタミン酸デカルボキシラーゼという酵素を用い、非必須アミノ酸のグルタミン酸を代謝して生産されます。
GABAが脳内に増えると、精神が安定し、緊張がほぐれるようになります。
また、副交感神経が活性化し、血圧を下げる効果や、睡眠を促す効果もあるので、心身ともにリラックスできるようになります。
マカは、グルタミン酸が豊富で、乾燥マカ100gあたり、グルタミン酸を730mgも含有します。

まとめ

ストレスは、心身ともに人に悪影響を与えます。
人はストレスを感じると、それに対抗するために脳内ホルモンを分泌してストレスと対抗します。
興奮性の神経伝達物質の働きで、一時的にストレスに打ち克つことができますが、それが続くと心身ともに以上をきたし、枯渇するとうつ病などの精神病を発症します。
一方、抑制性の神経伝達物質は、興奮性の神経伝達物質の分泌を抑え、ストレスによる心身の緊張をほぐす作用があります。
マカは、「幸せホルモン」のセロトニンの分泌不足の原因となるナイアシンや、セロトニンの分泌を増やすグリシンが豊富で、ストレスによる睡眠不足も解消できます。
また、マカのグルタミン酸は、精神の鎮静化や緊張をほぐす神経伝達物質のGABAの材料にもなります。
毎日マカを摂取すると、体の栄養ばかりか心の栄養も補給できるので、ストレスに対抗できます。

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