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マカは必須ミネラルの宝庫(マカに含まれるミネラル)

マカはミネラルが豊富

標高4000~5000mの南米アンデス高原の土地で育つマカは、大地のミネラルを長い時間掛けて吸収した、必須ミネラルが豊富な食品です。
ところで、マカはどれくらいのミネラルを含み、そのミネラルは体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?
今回は、マカに含まれる必須ミネラルについてお話します。

必須ミネラルとは

必須ミネラルは、私たちの体を構成する4元素の『酸素、窒素、水素、炭素』以外の成分です。
ちなみに『酸素、窒素、水素、炭素』は、『糖質、脂質、たんぱく質』の三大栄養素で補います。
ミネラルは鉱物のことで、一般に知られている鉄やカルシウム、ナトリウムなどがそれにあたります。
体を構成する必須ミネラルは16種類とされ、体内で合成できないため食事などで補う必要があります。
そのうち塩素・硫黄・コバルト以外の13種類は、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」で、1日に必要な摂取量が決められています。

必須ミネラルの役割

必須ミネラルは、骨を形成するカルシウムのように、体の組織を構成したり、体の調子を整えたりするために必要な物質です。
ミネラルは食事で体内に吸収されると、目的に応じて体内で活用されますが、新陳代謝※1などでその役目を終えると、尿や糞便と共に毎日少しずつ排泄されます。
ミネラルが不足すると、体の組織を作れなくなるばかりか、様々な場所で不調が生じ、健康を害してしまいます。
そのため、体外に排泄された量だけ、必須ミネラルを補う必要があります。

※1 新陳代謝とは、古くなった細胞を分解し、新たな細胞を作ることで体の機能を保つ機能のこと。

マカの必須ミネラルの含有量

マカは必須ミネラルが非常に豊富な食品です。
マカは品種や栽培される土地によってミネラルの種類や含有量が異なりますが、マカが含有する必須ミネラルは以下の表の通りです。

下記の表は、乾燥マカ100gに含有される必須ミネラルと、2015年版「日本人の食事摂取基準」に基づいた成人男性が1日に必要な摂取基準量です。
含有量 摂取基準 割合
カルシウム

450mg

650mg

69.2%

リン

220mg

1000mg

22.0%

マグネシウム

104mg

370mg

28.1%

カリウム

1500mg

3000mg

50.0%

ナトリウム

25mg

8000mg

0.3%

25mg

7.5mg

333.0%

5mg

1mg

500.0%

亜鉛

12mg

10mg

120.0%

マンガン

8mg

4mg

200.0%

セレン

20mg

30μg

666%

マカは必須ミネラル16種類のうち、10種類ものミネラルを含有しています。
しかも、マカのミネラルの含有量は、摂取基準量と比較しても高含有率を誇ります。
特にカルシウム、鉄、亜鉛は他の必須ミネラルに比べ、体内への吸収率が悪く、日本人に不足しがちな栄養素です。
マカは必須ミネラルの補給に、非常に効率の良い食品です。

マカのミネラルの効果

マカが含有する必須ミネラルが人体でどのような役割を果たすのか、簡単に説明します。

カルシウム

カルシウムは、私たちの骨格を構成する骨や歯などを形成する成分です。
体内にある必須ミネラルの中で最も量が多く、成人男性で、約1kg存在します。
カルシウムは骨以外に、筋肉を動かすシグナルとして使用されたり、脳内で神経伝達物質として使用されたりしています。
カルシウム不足は、骨粗しょう症を招いたり、記憶力が低下したりします。
カルシウムは日本人に不足しがちな栄養素なので、カルシウムが多いマカは骨粗しょう症予防に効果を発揮します。

リン

リンは、成人男性で体内に約850g存在します。
リンは、カルシウムとともに丈夫な骨を作る際に必要な栄養素です。
また、筋肉や脳、神経などの組織を構成します。
特に、体内でエネルギーを生産するATP(アデノシン三リン酸)の構成物質として必要不可欠な栄養素です。
ただし、リンとカルシウムを同時に摂取すると、カルシウムの吸収を阻害してしまいます。
マカは、カルシウムの量に対し、リンの含有率が低いので、効率よく2つの栄養素を摂取できます。

マグネシウム

マグネシウムは、成人男性で体内におよそ20~28g存在します。
マグネシウムは、カルシウム、リンとともに丈夫な骨を構成する成分です。
また、カルシウムと同様に筋肉の収縮や、神経伝達物質としても作用します。
さらに、心臓や血管などの機能を正常に保ったり、酵素の働きを助けたりする役割を担います。

カリウム

カリウムは、成人の体内に120~200g存在し、そのほとんどが細胞内に存在します。
カリウムは、細胞内液の浸透圧を調整し、体液のpH※2を一定に保つために使われます。
また、日本人が過剰摂取しがちなナトリウムを体外に排泄する効果もあります。

※2 pHとは、水溶液中の水素イオン濃度を酸性、中性、アルカリ性で示す数値のこと。
人の場合、体液を弱アルカリ性に保つのが良いとされます。

ナトリウム

ナトリウムは、成人の体内に約100g存在し、50%が細胞外液に、40%は骨格に存在します。
水分を保持する役割があり、カリウムとともに細胞内液と細胞外液の浸透圧を一定に保つのに使われます。
また、血圧の調整にも使われるため、過剰に摂取すると血圧が上昇します。
他にも、筋肉の収縮や神経の伝達、消化液の材料としても使用されます。
ただし、日本人の食習慣ではナトリウムは摂取過剰気味なので、食事のバランスを考えれば控えた方がよい栄養素です。
マカはナトリウムを含有しますが、含有量が低いので塩分を気にしている方も安心して他のミネラルを補えます。

鉄は、体内に約3~4g存在します。
鉄の約70%が、赤血球の主成分で体内に酸素を運ぶヘモグロビンの材料として使われ、残り25%が肝臓や脾臓などに蓄えられます。
また、5%が筋肉や皮膚の細胞組織として存在します。
鉄が不足すると、貧血が起こり、冷え性やめまい、倦怠感などを引き起こします。
マカは、鉄の含有量が非常に多いので、貧血対策に効果的な食品です。

銅は、成人男性の体内に約80mg存在します。
銅は、鉄で赤血球のヘモグロビンを作る際に、鉄を必要な場所に運ぶ役割を担います。
また、体内に発生する活性酸素※3を除去する、抗酸化物質の材料になります。

※3 活性酸素とは電子が欠損した酸素のことで、物質として不安定な状態なので、他の物質と結合して安定化を図ります。
そのため、化学反応が通常の酸素に比べ早い性質があります。

亜鉛

亜鉛は、成人男性で体内に約2g存在します。
亜鉛の役割は、各種酵素の生産や、細胞分裂、DNAの転写、ホルモンや神経伝達物質の分泌、皮膚や粘膜の健康維持など多種多様です。
特に細胞分裂が盛んな、骨、肝臓、腎臓、精巣などに多く存在します。
亜鉛が不足すると、新陳代謝が低下するため味覚障害を引き起こしたり、免疫力が低下したりします。
また、亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれるため、性欲や生殖機能が低下します。
亜鉛も日本人に不足しがちな栄養素なので、マカのように亜鉛が豊富な食品は健康維持にとても役立ちます

マンガン

マンガンは、成人男性で体内に12~20mg存在します。
マンガンは骨の形成や代謝に作用し、各種酵素を活性化する効果があります。
マンガンが不足すると、骨がもろくなり、傷も治りにくくなります。
また、疲れやすくなり、糖尿病のリスクも高まります。

セレン

セレンは、体重1kgあたり約250μg存在します。
セレンは生体内で、酵素やたんぱく質の部品の一つとして使われます。
また、活性酸素を除去する効果もあります。
セレンが体内に不足すると、体内に過酸化物質が蓄積し、老化が早まります。

まとめ

ミネラルは体内で生産ができない成分で、体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする作用があります。
しかも、新陳代謝などで日々体外に排出されているため、毎日の食事で適量を補い続ける必要があります、 マカはミネラルが非常に豊富な食品で、13種類ある必須ミネラルのうち10種類を含有しています。
また、乾燥マカ100gあたり、各必須ミネラルの含有量も多く、成人男性が1日に必要な摂取基準と比較しても、高含有率です。
日本人は、カルシウム、鉄、亜鉛が不足気味なので、これらのミネラルの含有率が高いマカで必須ミネラルを補うことで、健康的な体を作れます。

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