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ルイボス配合のマカティーは女性の味方(ルイボス配合のマカティー)

ルイボス配合のマカティーは効果があるのか?

南米ペルー原産で、健康維持や滋養強壮に効果があることで人気のマカ。
しかし、独特の苦味があるため、マカを摂るのが苦手な方のために、ちまたではマカを配合した各種のお茶「マカティー」が販売されています。
その中には、マカと健康に良いとされる「ルイボスティー」を組み合わせたマカティーも販売されています。
はたして、ルイボスティーにマカを配合することで、何か良い効果が生まれるのでしょうか?
今回は、マカとルイボスティーの相性についてお話します。

ルイボスティーとは

ルイボスは、南アフリカ共和国西部の西ケープ州にあるセダルバーグ山脈一帯にのみ自生する、マメ亜科の植物です。
乾燥した30℃以上の寒暖差がある高地を好むため、他の地域では栽培ができません。
年間に12,000tが生産されますが、輸出されるのはその半分の量です。
ルイボスティーは、ルイボスの葉を乾燥させたものです。
ほのかに苦味がありますが、苦味の成分のタンニンは少なく、カフェインも含まれていないため、カフェインの摂取を控えた方がいい妊婦の方でも安心して飲めるお茶です。

ルイボスティーの成分

ルイボスは、現地の先住民であるコサイン族たちの間で、古くから薬草として親しまれていた植物です。
カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウムといった体の調子を整える必須ミネラルが豊富です。
ルイボスは、フラボノイドやフェノール類の抗酸化物質をはじめとした多種多様の二次代謝産物※1を含有しています 特に、強力な抗酸化物質として作用するケルセチンが豊富で、100g中に30mgも含有しています。

※1 二次代謝産物とは植物特有の成分で、生体の維持に必要はないが、継続して摂取すると体に何かしらの効果がある物質のこと。

ルイボスティーの効能

ルイボスは、ケルセチンをはじめとした抗酸化物質が豊富です。
抗酸化物質は、体内で発生する活性酸素を除去する役割がある物質で、肌や組織の老化を防ぐ効果があります。
また、ルイボスティーには、痛風の原因となるプリン体を尿酸に変換するキサンチンオキシダーゼや、血圧を上昇させる酵素のアンジオテンシン変換酵素の作用を阻害する効果があります。
さらに、イソビテキシン、ルテオリン-7-モノグルコシド、ノトファギンは、女性ホルモンのエストロゲン様物質として作用するため、妊活や更年期障害の改善に役立ちます。
他にも、ルイボスに含まれるアスパラチンやピニトールは血糖値を調整する作用があります。

ルイボス配合のマカティーの効果

マカは、南米ペルー原産の標高4,000~5,000mの高地で育つアブラナ科の植物です。
大地の栄養素を長い時間をかけて吸収するマカは、必須ミネラルが豊富で、乾燥させると7年間も長期保存が可能です。
そのため、現地では古くから貴重な保存食としてばかりか、薬草としても活用されています。
現在、マカはペルー政府の政策で、乾燥させ、粉末状に加工しなければ海外へ輸出することができません。

マカは根茎部を食用としており、ジャガイモと同じようにデンプンが豊富です。
また、ペルーではマカをハーブとして用いており、粉末のマカをお茶のように溶かして飲めます。
さて、マカティーに薬用効果の高いルイボスを配合すると、どのような効果があるのでしょうか。

妊活の亢進

ルイボスで不妊改善

結婚して通常の性生活を行っていても2年以内に妊娠しない場合は、不妊と定義されます。
不妊の原因は様々ですが、ストレスなどが原因の自律神経の乱れによる女性ホルモンの分泌不全も原因の一つです。

女性ホルモンのエストロゲンは、卵胞ホルモンとも呼ばれます。
エストロゲンは卵巣で分泌され、排卵前に子宮の環境を整える役割があります。
ルイボスの二次代謝産物には、エストロゲン様物質のイソビテキシン、ルテリオン-7-モノグルコシド、ノトファギンがあります。
エストロゲン様物質はエストロゲンと似た分子構造を持つため、エストロゲンの代用物質として、分泌不足のエストロゲンの作用を補います。

マカのアルギニンと亜鉛でエストロゲンの分泌を促す

マカに豊富な非必須アミノ酸のアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す作用があります。
成長ホルモンの分泌が盛んになると、妊娠に必要な卵胞刺激ホルモン放出ホルモンや、黄体形成ホルモン放出ホルモンの分泌が促進されます。
これらのホルモンが分泌されて、ようやくエストロゲンの分泌が促されます。
乾燥マカ100g中に、アルギニンは610mgも含有されているので、成長ホルモンの分泌が促進し、結果としてエストロゲンの分泌量も増えます。

マカは、男女ともに生殖機能を高める効果があり、別名「セックスホルモン」と呼ばれる亜鉛が豊富です。
亜鉛は、性ホルモンの分泌や細胞分裂を促進する作用があります。
亜鉛は女性ホルモンの分泌を増やすばかりか、男性の場合は精子を増やしたり、精子の活動を活発化させたりするので、受精の確率が高まります。
乾燥マカ100g中に、亜鉛は12mg含有されています。
これは成人男子が1日に必要な摂取基準の120%、女性の場合は150%に相当します。

妊娠中も最適

女性ホルモンのエストロゲンは、妊娠中も胎児の成長に合わせて子宮を大きくしたり、授乳を始めるために乳腺を発達させたりするために分泌が必要です。
そのため、妊娠中もルイボスを継続して摂取するととても効果的です。
また、胎児の育成には骨になるカルシウムや、血になる鉄が普段よりも多く必要となります。
特に、鉄は妊娠中の摂取基準が大きく引き上げられています。
18~29歳の女性が1日に必要な鉄は6mgですが、妊娠初期で8.5mg、中期・後期で21mgも必要です。
乾燥マカ100g中に、鉄は25mg含有します。

ノンカフェインの利点

カフェインを摂取すると、血液を通じて胎児にまでもたらされます。
胎児はカフェインの代謝※2機能が未熟なため、胎児の育成を阻害し、低出生体重児の出産や流産、死産のリスクが高まります。
また、カフェインは胎児の育成に必要な鉄や亜鉛といったミネラルの吸収を阻害します。
マカもルイボスも、カフェインを含まないので、胎児の育成に必要な栄養素を手軽に摂取できます。

※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、性質の異なる物質に変えること。

骨粗しょう症予防

骨粗しょう症は、閉経により女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減ると生じます。
エストロゲンは、骨の新陳代謝※3でカルシウムの分解を抑え、カルシウムの吸収を高める効果があります。
しかし、エストロゲンの分泌が減少すると、カルシウムの吸収より分解の方が多くなり、骨がスカスカの状態になります。
ルイボスには、エストロゲン様物質が多いため、更年期で分泌が減ったエストロゲンの作用を補います。
また、マカはカルシウムが豊富で、乾燥マカ100g中に450mg含有し、これは成人女性が1日に必要な摂取基準の69%に相当します。

※3 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで体の機能を正常に保つ生理現象のこと。

動脈硬化の予防

ルイボスのケルセチンの効果

ルイボスに含有するケルセチンは、非常に強力な抗酸化物質として知られ、それ以外にも抗炎症作用、降圧作用、血管弛緩作用があります。
動脈硬化は、悪玉コレステロールで知られ、肝臓で生産されるLDLコレステロールが血管内に付着し、活性酸素※4で酸化して過酸化脂質になることで生じます。
過酸化脂質になった脂肪は、自らも活性酸素を放出し、周囲の血管の細胞を傷つけ炎症を起こします。
炎症を起こした細胞は、線維化して硬くなり、動脈硬化の原因となります。
ケルセチンは、LDLコレステロールを酸化させる活性酸素を除去し、血管を広げる効果があり、尚且つ抗炎症作用もあるので、動脈硬化を未然に防ぐことができます。

※4 活性酸素とは、電子が欠損した物質として不安定な酸素のこと。
他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、一般の酸素に比べ化学反応が早い性質がある。

マカのビタミンB2のコレステロールに対する効果

一方、マカに大量に含まれるビタミンB2は、LDLコレステロールの代謝に関与する栄養素です。
加齢による肝機能の低下や、過食により肝臓に脂肪が蓄積すると、LDLコレステロールの分泌が増え、血液がドロドロの状態になります。

ビタミンB2は、肝臓でLDLコレステロールの原料となる脂肪を、エネルギーに代謝する際に補酵素として作用する栄養素です。
ビタミンB2を摂取して適度な運動を併用すると、肝臓に溜まった脂肪を燃焼して減らし、LDLコレステロールの分泌を減少させ、動脈硬化を予防できます。
乾燥マカ100gに含有するビタミンB2は76mgで、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の4,872%に相当します。
ビタミンB2は、水溶性ビタミンで、水に溶けだしやすい性質があるので、マカティーにすると無駄なく摂取できます。

老化防止

老化の原因は活性酸素

老化とは、体の機能が日々衰えることを言いますが、その原因の一つが活性酸素です。
人の体は新陳代謝で細胞が生まれ変わることで、体の機能を保っています。
しかし、細胞を正確に複製するには、遺伝子情報が詰まったDNAや、その複写を行うRNAが正常に機能しなければなりません。
活性酸素は、このDNAやRNAを酸化させて遺伝子情報を破壊するため、組織を構成する細胞の正確な複製ができなくなります。
正確な組織の複製ができなくなった結果、臓器の機能が衰えたり、皮膚のシミやしわの原因となったりして老化が進行します。

ルイボスの抗酸化作用

ルイボスには二次代謝産物としてケルセチンをはじめとした、各種の抗酸化物質を含有しています。
ケルセチンをはじめとした抗酸化物質の量は、商品によってはルイボス1g中に130,000unitと非常に豊富です。
また、ラットを使った実験では、7週間ルイボスティーを投与したラットの体内のSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の量が明らかに上昇したという報告がなされています。
SODは、活性酸素の1つであるスーパーオキシドアニオンの細胞内の濃度を100,000分の1にする作用がある、非常に強力な抗酸化物質です。

マカに含まれるSODの材料

SODは、人の体内の細胞内で生産可能な抗酸化物質です。
SODを合成するには、必須ミネラルの亜鉛、銅、マンガン、鉄が必要です。
マカは、これらの必須ミネラルを豊富に含有しています。
ルイボスと一緒にマカを摂取すると、ルイボスの効果でSODをより多く体内で生産できます。
その結果、体内に発生する活性酸素を除去し、老化を防げます。

痛風改善

痛風の原因

痛風は女性に比べ、男性に圧倒的に多い病気です。
痛風は、体内でプリン体が、水溶性の低い尿酸に代謝され、体の末梢部に蓄積し、激しい関節炎を引き起こす症状です。
そのため、痛風の患者は一般にプリン体を含む食事を制限する必要がありますが、食事によるプリン体の摂取は全体の2割に過ぎず、実は8割が体内で生産されています。
健康な体であれば、尿酸は腎臓から尿と共に排泄されます。
女性の場合、女性ホルモンのプロゲステロンに利尿作用があり、男性より尿酸を体から排泄する量が多いため、痛風になりにくいのです。
しかし、腎臓の排泄機能が正常に働かないと、尿酸が血液に溜まり痛風の原因となる高尿酸血症を引き起こします。

マカとルイボスで尿酸値が減少

非必須アミノ酸のアラニンは、腎臓に働きかけ尿酸の排泄を促進します。
乾燥マカ100g中に、アラニンは390mg含有しています。
また、ルイボスは、プリン体を尿酸に代謝するキサンチンオキシターゼという酵素の作用を阻害します。
さらに、お茶として水分を補給することは、利尿作用を高め、血中の尿酸をより多く排泄する手助けとなります。
ルイボス配合のマカティーは、痛風対策にも最適な飲料です。

まとめ

マカもルイボスも、古くから薬効があることで知られ、どちらもハーブとして用いられます。
ルイボスには、女性ホルモンのエストロゲンの代用となるエストロゲン様物質が豊富で、マカは女性ホルモンの分泌を促進する作用があるので、妊活や更年期障害に効果があります。
また、ルイボスは抗酸化作用のある二次代謝産物が豊富で、マカに豊富な必須ミネラルやアミノ酸と相乗効果を発揮し、老化や動脈硬化を予防できます。
さらに、マカもルイボスもノンカフェインでありながら、利用作用や尿酸の生産を抑える作用があるので痛風対策にも打って付けです。

ルイボスを配合したマカティーで、1回あたりに摂取できるマカやルイボスの栄養素は僅かです。
しかし、毎日継続して摂取することで、普段不足しがちな栄養素を手軽に補え、妊活や老化防止、生活習慣病の改善などに効果を発揮します。

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